『プロフェショナルな教授陣』の最近のブログ記事

7/1(木)、KIT虎ノ門大学院にコロンビア共和国通商観光産業大臣ルイス・プラタ閣下が来校されました。来日の目的は「アジア太平洋経済協力会議(APEC)への早期加盟」との事でしたが、本学が主催するコンテンツ&テクノロジー研究所への客員教授就任も決まり、そのセレモニーへの出席も兼ねています。

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当日は本学金沢よりテレビ会議システムを活用して、石川学長をはじめとして本学関係者や、同研究所所長の北谷教授、コロンビア共和国駐日大使、そしてグラミー賞受賞者で本研究所の客員教授でもある喜多郎さんにもご参加いただき、盛大に催されました。

この度知的創造システム専攻の松縄客員教授が本を出版されましたのでご紹介いたします。

タイトル:「特許審判」-法理と実務- (朝倉書店)

松縄客員教授は本専攻において、特許・実用新案法令特論3著作権法応用特論 をご担当いただいております。知財のプロを目指している皆様、是非書店にて松縄先生の本を手に取ってみてください!

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この度、知的創造システム専攻の杉光一成教授が、TEPIA(財団法人機械産業記念事業財団)知的財産学術奨励賞のTEPIA会長大賞を受賞することとなりました。

これは、杉光教授がこれまで行って来られた研究テーマ「知的財産人材スキルの定量的測定・評価」が「TEPIA学術的または実務的な視点における研究業績※によって、知的財産の創造・権利化・活用に将来の寄与が期待される」(TEPIAホームページより抜粋 http://www.tepia.jp/chizai/h21.html)ものとして評価されたものです。

また、今回は記念すべき第1回ということもあり、この度の受賞は非常に嬉しい結果でもあります。

TEPIAに関する詳しい情報はTEPIAホームページをご覧ください。
受賞に関する情報はこちら

上記の情報は全てTEPIAホームページより一部抜粋しております。(6月20日現在)

blog080118-2.jpg昨日後期の授業を担当いただいた客員教員の皆様との懇親会が虎ノ門パストラルにて開催された。

現在東京虎ノ門では知的創造システム専攻と、高信頼ものづくり専攻の2専攻があり、両方を合わせると100名を超える客員教員の先生方を招聘し、授業が行われている。それぞれの授業が専門的でありまた実践的であるため、現在第一線で活躍されている方々を教員としてお招きし、平日は18:45~22:00まで授業が行われ、土曜日は朝から晩まで授業が行われている。一つの授業に数名の教員がチームを組んで担当するケースもあり、15コマある授業はあっという間に進んでいく。

blog0701214.jpg12月6日に出版された『トップコンサルタントがPTA会長をやってみた 発想力の共育法 』(著者:三谷宏治氏)は、元アクセンチュア戦略グループ統括エグゼクティブ・パートナーであり、長年トップコンサルタントとして仕事をされてきた三谷氏が、突然小学校のPTA会長となり、三谷氏自身が教育の世界に飛び込み、そして思ったことが、親は子供たちと、どう「共に育つ」のか。子供たちの幸せのために、発想力のために何をしなければいけないのかをわかりやすく解説している。ご自身の取り組みや経験をもとにしたこの本は、お子さんをお持ちの方のみでなく、子供と関わるすべての方々に必読の一冊です。

以下読者からのコメントです。
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読み終えた後、私は「・・・この本と出逢えてよかった」と率直に、清々しい気持ちになりました。
大切なモノを再認識したことは勿論、私にとって、亀田誠治氏からの『カクメイテキ。子どもと向き合うときの「むつかしい」が「かんたん」にかわります。』というコメントの通り、貴重な一冊です。
人それぞれに感じ方も違えば、活かし方も違うのが自然だと思いますが、親(もしくは、親予備軍の方々)や仕事の壁を越えたいと思っている方々には必読書であることは間違いないと思います。
実際のエピソードや『発想力の共育法』により、皆様が感じ取られるであろう「何か」は、皆様の中でより深くそれぞれの響きを奏でるのではないでしょうか。
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著者であります、三谷宏治氏は、本年度より本専攻の客員教授として「企業戦略特論(応用編)」をご担当いただいております。また、来年度からは「コンサルティング特論」を担当する予定です。

【お知らせ】
第一線で活躍するプロから学ぶ社会人大学院である金沢工業大学大学院では、1月12日に大学院説明会を開催いたします。また、近日中に来年1月に行いますオープンキャンパスの詳細もお知らせいたします。三谷先生の模擬講義も予定されております!お楽しみに。

先週土曜日に、「ビジネスモデル開発特論」が最終日を向かえ、授業をご担当いただいた松山客員教授を囲んでの送別会が、授業終了後に行われた。

blog070801.jpg1期生、2期生、3期生、在校生、皆さんが集まっての送別会となり、今後ますますのご活躍を祈念して、ささやかではあったが、和やかな雰囲気の中、これまでの先生の授業を振り返ったり、また各修了生や、在校生からメッセージがあったりと、楽しいひと時をすごしていただけたのではないかと思う。

松山客員教授は、本専攻の立ち上がり当初から授業を持っていただき、ビジネスモデル開発特論では、グループでのビジネスモデル開発を通して、架空の資金を各グループに渡し、最終的にはどのチームのビジネスモデルに投資するかといった、非常に実践的授業を行っていた。

blog070801-1.jpg松山客員教授は、今後JALUX米国の代表としてご活躍されることとなり、ますますお忙しくなるのではないかと思われるが、受講生や、修了生達からも、今後も引き続きコンタクトが取れるよう念入りに確認を取っていた。

虎ノ門キャンパス関係者一同、松山先生の今後益々のご発展とご健勝をお祈りしております!

金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻杉光一成教授が中心となり、経済産業省からの委託事業の他に、このたび知財人材マネジメント分科会を立ち上げ、第一回の会合をこの虎ノ門キャンパスにて開催する運びとなりました。

★テーマ:「知財スキル標準とは何か~経済産業省の最近の知的財産政策」
★ゲスト:
 経済産業省・知的財産政策室長 由良英雄氏
 (分科会主査兼司会:金沢工業大学大学院教授 杉光一成)

知的財産に関する関心は高まる一方、人材育成についてはまだまだこれから必要な部分は多いようですが、この分科会においても、これからの知財立国日本を支える知財人材の確保に向けたさまざまな取り組みが期待されます。

これらの取り組みの中心人物としてご活躍の杉光一成教授ですが、知財の必要性を広める活動などでは、「知財スキルの標準化に関する研究会」などを通じ、各企業とも連携し、知財に関するさまざまな取り組みを行っています。

sakai.jpg先日パシフィコ横浜にて、テクニカルショウ ヨコハマ2007が行われ、そこでは、様々な出展物や産学連携による取り組みなどが紹介された。

その中で、金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻の酒井宏明専攻主任が、中小・ベンチャー企業等知的財産権セミナーとして、「技術経営における知財戦略の重要性」と題し、講演を行った。

会場には多くの方々が訪れ、現在の技術経営の中心となるのは、やはり研究開発+知財戦略であると言う話があり、今までは研究開発には非常に力を入れている企業も、それをどのように活かし、知財戦略を打ちたて(活用)、企業の利益につなげていくかを真剣に捉え、そして、それらを実行していかなければ、今後の企業価値の最大化には繋がっていかないということだった。

やはり、技術による新しいものの創出とともに、それらを保護する(特許)、そして更には活用するための知財戦略が、一つのサイクルのように動かすことが、企業価値を高めるうえでも、最も重要視されているように思える。

ソフトウェア特許特論の授業では、いわゆるビジネスモデル特許(ビジネス方法特許やビジネス関連特許などとも言われる)についても講義を行っている。

わが国では1999年ごろからビジネスモデル特許ブームの風が吹き始め、「ビジネスモデル特許という新しい特許ができた」「何でも特許の時代がやってきた」などと誤った情報を流して煽るマスコミも現れた。そして、2000年にはこのブームが大ブレークし、ビジネス関連発明について約2万件の出願がなされた。

その後、特許庁の審査体制の整備等により、何でも特許になるわけではないという当たり前のことが周知され、2004年にはこの分野の出願も9千件弱とブーム時の半分以下に激減し、ブームは去ったと思われていた。

ところが、審査請求件数を見ると、2000年の約4千件に対して、2004年は約8千件と、2倍近くなっている。これは、審査請求期間の短縮化による審査請求の集中が主因と考えられるが、それにしてもブーム時の2倍もの出願が審査請求されているのは興味深い。この分野の発明が特許される割合は他分野に比べて低いようであるが、それでも特許になる件数は以前より増えるものと思われる。今後はわが国においても権利行使という形で、昨年のJAL特許事件のように、ビジネスモデル特許がまた話題になることも増えるであろう。

参考文献:特許庁ホームページ「ビジネス関連発明の最近の動向について」
(URL: http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/bijinesu/biz_pat.htm


科目:ソフトウェア特許特論
担当:加藤浩一郎

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日本IBM(株)の品質カスタマー・サティスファクション部門でIBM全社、関連会社、お客様への経営革新推進のため講演・研修・アセスメント・コンサルティション等の啓蒙・実践活動等をしている新任の明道教授を紹介します。

1990年よりIBMが自社の経営品質を向上するための企業変革としてMDQ(Market Driven Quality)を推進している。これは世界のIBMにおいて社内変革を推進するツールとして「マルコム・ボルドリッジ米国国家品質賞(MB賞)」を基に、独自に作成・構築されたフレームワークである。その成果として、高い経営品質レベルが評価され、日本IBM-GBDは2000年度に「日本経営品質賞受賞」を受賞している。この経営革新に携わり90年代初めから企業の経営者、経営幹部の皆様、約100社に対し経営革新支援を行ってきた。現在も社内はもとよりお客様及び、地方の中堅・中小企業活性化を支援する目的で地方経営品質協議会において活躍する明道教授が本専攻にて前学期は企業戦略特論(基礎編)を担当している。

講義の特徴として、明道教授の知識・経験をベースに、企業革新の実践能力を習得し、企業・組織の変革を推進できる人材の育成にも力を入れているとの事。日本経営品質はもとより、MB賞の事例を中心に幅広く実践的な知識が習得できるような講義内容となっている。

特に、企業・組織の経営幹部およびその候補者、新事業・戦略企画者、新規企業・組織創設者、企業経営者とその後継者、中間管理者等、経営に関係される方々を対象としている。

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