先日パシフィコ横浜にて、テクニカルショウ ヨコハマ2007が行われ、そこでは、様々な出展物や産学連携による取り組みなどが紹介された。
その中で、金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻の酒井宏明専攻主任が、中小・ベンチャー企業等知的財産権セミナーとして、「技術経営における知財戦略の重要性」と題し、講演を行った。
会場には多くの方々が訪れ、現在の技術経営の中心となるのは、やはり研究開発+知財戦略であると言う話があり、今までは研究開発には非常に力を入れている企業も、それをどのように活かし、知財戦略を打ちたて(活用)、企業の利益につなげていくかを真剣に捉え、そして、それらを実行していかなければ、今後の企業価値の最大化には繋がっていかないということだった。
やはり、技術による新しいものの創出とともに、それらを保護する(特許)、そして更には活用するための知財戦略が、一つのサイクルのように動かすことが、企業価値を高めるうえでも、最も重要視されているように思える。
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