『2007年6月』アーカイブ

本日は、第3期修了生の李必連さんよりいただきましたメッセージをお送りします。

以下李さんからのメッセージです。
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blog070629.jpg6月も最終週に入り、各授業ではたくさんの課題やグループワークが盛んに行われているようです。そんな中、3期修了生である私がチューターとして参加しているデジタル著作権特論では、毎年恒例の判例研究の研究発表が行われました。
前半の講義部分ではやさしい市村先生ですが、後半に入って判例研究が始まるときには厳しい一面が伺えます。
判例をどっさり読んでグループ研究をするということは、時間を惜しんで大学院に来られている院生にとっては、厳しいことかもしれません。グループで行う以上、個人での発表以上にこれは自主性が非常に問われることだと思います。
特に今まで「判例」なんて見も聞きもしてこなかった受講生が、初めて挑むものでもあるのですから、やはり難しいものです。
しかし、KITに来られている方は、みなさんとてもやる気に満ち溢れている方ばかりで、いくら厳しい状況下においても、それをやり遂げるというすばらしい気概を持っています。その結果、22日から始まった研究発表においては、今まで以上の非常にレベルの高い資料が作成され、細部にまで研究がなされていました。これも毎日の授業の終了後、グループメンバーで集まり議論したり、Eメールが夜中でもやり取りされたり、休みの日も熱心に研究に取り組んだ賜物ともいえるでしょう。
こうして一生懸命に課題に取り組む過程があってこそ、未知なるものであった判例の読み方がわかり、それらに対するしっかりとした見解が生まれるのではないでしょうか。
7月下旬の前期終了まで、のしかかってくる課題とテストの山をどうにか元気に乗り切ってほしいと思います。

3期修了生 李 必連
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kenji-chishiki.jpg今年から始まった特別講演の第一弾は、「企業再生の”現場”で学んだこと -企業再生の”現場”から見た資本主義環境下における企業経営-」と題して、株式会社カネボウ化粧品 代表取締役社長執行役員 知識賢治氏に講演いただきました。

知識氏は、1985年に鐘紡株式会社(後のカネボウ株式会社)へ入社後、一貫して化粧品事業に携わってこられ、1998年には、株式会社リサージ代表取締役に就任し、現在に至っている。

今回の特別講演では、知識氏のこれまでの取り組みや経験の中から、マネジメントの本質とは何か、人を動かす力とは何か、また、リーダーシップとは何かを、これまでの現場から学んだことを中心にお話いただきました。

kenji-chishiki2.jpg特に最初に話のあった、知識氏にとってマネジメントの本質とは「矛盾と対峙し続ける」こと、という言葉があり、寝ているとき意外は常に日々の業務の中で「何が正しい判断か」を極限まで悩み、考え続けながら意思決定を毎日繰り返していたという話がありました。そんな中、「割り切らない」ことの重要性について、日々の過酷な業務にも、割り切った考えは決して持たず、「割り切る」言葉を禁句としたという話は、非常に重みのある言葉でした。

また、企業戦略を実行する上では、「いつも100メートル走のようなスピード感覚」といった話もあり、特に企業を成長させる上で一つ重要なことは、スピード感覚ということでした。「改革が遅れれば、タクシーメーターのように日々損失が増えていく感覚」というのは、非常に分かりやい表現であり、常にそのような状況の中で活動してこられた知識氏ならではの言葉だと思いました。これまで、色々な戦略策定をいわば「100メートル走」のように駆け抜けてきた知識氏ですが、最後に歪んだ日本型資本市場への提言として、(1)”人”を中心に据えた企業再生、(2)事業再生インフラの整備、(3)社会への貢献という”志”を持つ人材輩出基盤の強化という3つをあげていただきました。

今回のこの特別講演を聞いていた在学生や、修了生の皆様からは講演終了後も多くの質問が飛び交い、また講演が終わった後も、場所を飲み屋に移して、夜遅くまで盛り上がっていました。今回参加された方々は、きっと得られるものが多かったのではないでしょうか。

次回の特別講演では、丸善株式会社 代表取締役社長 小城武彦氏をお迎えして、「資本市場から見た企業経営の要件」と題して、ご講演をいただきます。

blog190626.jpg今回のKIT虎ノ門サロンでは、音楽評論家でエキサイト・ミュージック・エンターテインメント(株)取締役である、平山雄一氏を迎えて、「エンターテインメントにとってニュービジネスとは?」と題し、ここ10年間での音楽業界の変化やそれに伴う新しいビジネスモデルについての話があった。

平山氏は、ここ10年間で大きく変化したのは、音楽の聞き方(スタイル)が、技術の進歩とともに変化し、それに比例して音楽業界も変化してきたとの話があった。確かに、今はデジタル時代というべき、ダウンロードすれば聞きたい音楽は直ぐに聞ける状況になっており、特に携帯電話で好きな曲をその場で聞けるというのは、ここ最近のことだと思うが、それに伴って、CDやMDなどはもう昔の話のようになってきている。

しかし、そんな中でも、平山氏としては、この技術の進歩によって、今まで聞かなかった曲も聞いてみたり、音楽を知るという意味では、その広がりはここ10年間でものすごく広まったということだった。確かに、気になる曲などは直ぐに検索して探し出し、その場で視聴したりすることも今では簡単に出来る時代であり、そういう意味では、皆さんが音楽を知る機会や、聞く機会が数段増えたということだと思う。

その他、平山氏が取り組んでいる中には、インディーズなど、これからミュージシャンとして活躍したいと願う若者達に、スムーズにその願いがかなえる場(業界との橋渡し的な場)を提供していきたいという話があった。

Web2.0など、SNSのような場を設けることにより、お互いに曲を評価しあったり、意見交換したり、又はその場でファンを募ったり、Webを使うことで、その表現の場は一気に広まったが、こういった形のものをうまく利用して、今後の音楽業界を担う若者達の橋渡しや、音楽への関心を高めるための活動を行いたいとの話があった。

技術の進歩によって、これほどまでにこのエンターテインメント(音楽業界)のビジネスが変化したのかと改めて感じた。

次回のKIT虎ノ門サロンでは「今、世界のジャーナリズムは・・・」~グローバリズムの中での日本の課題~と題して、株式会社 講談社 クーリエ・ジャポン編集長 古賀 義章 氏に講演をいただきます。

robocon.jpg昨日6月17日に行われた「NHK大学ロボコン2007~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会」で見事優勝を果たしました。金沢工業大学のKIT夢考房ロボットプロジェクトは、過去5年間で「準優勝2回」、「ベストフ4が2回」、「ベスト6が1回」のNHK大学ロボコンでは常連校ではありますが、「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト2002東京大会」(第1回大会)では、審査委員の推薦により大会へ出場し、大会最高賞の「第1回ABUロボコン大賞」を受賞しました。

今年の競技名は 「ハロン湾の伝説」というテーマで、世界大会の会場となるベトナムの世界遺産にも登録されている「ハロン湾」を舞台とした設定となっております。

今年度の世界大会は8月26日にベトナム・ハノイにて行われます!

「NHK大学ロボコン2007~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」放送予定日
NHK 総合
7月16日(月・祝)午前8時35分~9時34分
※放送日時は変更になることがあります。

photo02_1.jpg夢考房ロボカッププロジェクトは、金沢工業大学の学生達が自分達で立ち上げたプロジェクトの一つで、世界大会へも何度も出場するほどのロボカップ大会では常連校の一つとなっている。
今回は、5月3、4、5日に行われたRoboCup Japan Open2007大阪大会の中型ロボットリーグと四足ロボットリーグの2リーグに参加し、中型ロボットリーグでは3位に入った。

photo02_3.jpg今回は、新型の機体で望んだ大会でもあったが、機体を動かすためのソフトウェアがまだ完全ではなかったため、思うような試合展開は出来なかったようだが、そのなかでも4勝2敗の戦績を残した。

photo02_4.jpg夢考房プロジェクトでは、その他代表的なのがソーラーカー、ソーラーボート、鳥人間、NHKロボコンなどがあるが、それぞれが学生達自身でプロジェクトを運営し、毎日遅くまで製作に取り組んでいる。

興味のある方は、是非本学の夢考房プロジェクトサイトをご覧ください。各プロジェクトでは学生によるHPも運営されており、毎日の日記なども書かれております。皆様是非応援のほど宜しくお願いいたします!

夢考房HPはこちら

多くの皆様にささえられ、平成19年6月1日(金)、金沢工業大学園は創立50周年を迎えることができました!これまでの皆様のご支援とご協力に改めて感謝申し上げます。これからも、人間形成、技術革新、産学協同の精神を忘れず、これからも教育付加価値日本一を目指し、精進して参ります。

昨日は、記念式典の前に、本学ライブラリーセンター横に建っております、「ゴールデンイーグル塔」(学園創設者の言葉がつづられているモニュメント)にて、本学の理事長、学長を含め役員の方々が整列し、イーグル塔に向け一礼し、創立50周年に際しての報告を行いました。

その後、式典では、永年勤続者への表彰や、名誉教授号の授与などが行われ、理事長からは、「この50年は、教職員の努力はもちろんのこと、これまでささえて来られた家族の方々や、学園を取り巻く、関係企業の皆様、KITメンバーの皆様、そして在校生・卒業生の皆様のおかげで、今日ここに50周年を迎えることができました」との言葉があり、これからまた50年に向けて、教育改革に終わりはなく、新たな改革に向け頑張ろうとの話がありました。

式典修了後は、場所を変えてのパーティーが行われ、660名を超える関係者やその家族が集まり、これまでの学園の歴史を振り返りながら、あっという間に時間が流れていきました。

本学のライブラリーセンターでは、これまでの学園の歴史を振り返る品々が飾られ、50周年を記念しての催し物が行われております。今年は、各同窓会支部においても、さまざまなお祝い事が行われるということで、是非多くの方々に参加いただき、一緒にこの50周年をお祝いできればと思っております。

皆様には、今後とも変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

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