『2011年4月』アーカイブ

知的創造システム専攻では、1期に、月曜日5限(18:45~20:15)・6限(20:30~22:00)2コマ連続で「特許・実用新案法令要論」を開講しています。

知的財産の中でも「特許」および「実用新案」の領域について制度の概要や法律知識の基礎を学びながら、企業において実際に発生した事例を適宜参照します。今後、特許および実用新案について、発展~応用~実践と学習を進めていくための基礎となる知識・能力を獲得して頂くのが本授業のゴールとなります。

知的創造システム専攻の2011年度の最初の授業日でもあるこの日、トップバッターとして1コマ目を担当するのは棚橋 祐治 教授です。

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棚橋先生は通商産業省入省後、大臣官房総務課長、内閣総理大臣秘書官、通商産業事務次官を歴任。平成2年及び平成5年の不正競争防止法改正並びに数度の特許法の改正を担当されるなど、日本の特許政策の最前線で活躍されてきました。

この時間のテーマは、法律学および法体系の全体像とその中での特許法および実用新案法の位置付け、そして法律を勉強するにあたって押さえておくべき基礎知識。じっくり授業するとこれだけで1年かかる内容ですが、教材を参照しながら重要なポイントに絞って解説して頂きました。

続いて2コマ目を担当するのは、本専攻の専任教授でもある酒井 宏明 教授。国際特許事務所(東京)、米国法律事務所での勤務を経て、30代で酒井国際特許事務所を設立。30年近くにわたり企業の知的財産の取得・活用に多面的に携わってこられました。現在、同事務所の特許出願件数は日本で3位、PCTに基づく国際出願の件数では、なんと世界7位です。

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4月20日(水)19:00~虎ノ門キャンパスにて、ライフネット生命保険株式会社の出口治明氏をお招きし、「起業家魂、還暦に燃えて!」をテーマにご講演頂きました。おかげ様で、今回も100名近い方々にお集まり頂き、イベントを開催することができました。

出口氏は、保険業界の話題だけにとどまらず、現代日本が抱える少子高齢化や財政赤字など、様々な社会的問題に警鐘を鳴らしつつ、「なぜ?どうやって?ライフネット生命が生まれたのか」について、ユーモアを交えながら熱くお話し頂きました。

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ライフネット生命はインターネットで保険を販売をする戦後初!の独立系生命保険会社で、2008年創業の比較的新しい企業です。しかし今では、生命保険というサービスの概念を覆し、低価格かつ安心のサポート体制で、順調に業績を伸ばし20代~30代の若い世代に圧倒的な支持を受けています。

また、「保険料を半額にしたい」という願いを掲げ、顧客の保険料支払額に直接影響を与えうるテレビCM等のマスメディア広告は実施していません。ブログ、ツイッター、ご自身の著書などで情報を発信し、口コミで認知度を高めていく方法は、大きな資本を持たない企業の良いロールモデルになると思います。

世界中を旅して得た広い視野と、膨大な読書量で得た深い見識に基づいた出口氏の言葉は、シンプルで明快です。

社長としての仕事はたった2つだけだと言います。1つ目は「社員が働いていて楽しいと思える会社にする」、2つ目は「みんなが分からない事を決める」ということ。一見、誰にでも出来そうなことだと思うのですが、実際にやり遂げるかどうかは全く別の話です。

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虎ノ門サロン終了後、予定時間を大幅にオーバーしながらも、出口氏のもとへ多くの参加者が駆け寄り、本イベントの内容充実ぶりを垣間見ることができました。

引き続き、K.I.T.虎ノ門大学院では様々なビジネスシーンで活躍するリーダー達を招聘し、質の高い教育コンテンツを提供して参ります。

 

次回の虎ノ門サロンは、オイシックス株式会社の高島宏平氏です。

 

皆さまご期待下さい!

 

 

4月3日(日)11:00より、法曹会館にて平成23年度入学式が挙行されました。

当日は、韓国から留学される予定の方が、東日本大震災の影響で入学式に来れないケースもございましたが、その他大きな影響もなく無事に式典を終えることができました。

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いよいよ、社会人大学院生活のスタートです。働きながら学ぶという事は、とても困難であると同時に、必ずや大きな成長へと繋がります。

石川憲一学長からの式辞にもあった通り、虎ノ門キャンパスには様々な業種・業界で活躍している人達がたくさん集まってきます。これら一流の教員陣から学ぶのはもちろん、共に学ぶ仲間とも切磋琢磨しながら、10年~20年と将来に亘って活用できる人的ネットワークを築いていって欲しいと思います。

通学時間、履修計画、予習復習、課題発表などなど、慣れるまでしばらくは大変ですが、分からない事や、お困りの事があれば、遠慮無く事務室スタッフまでお申し出下さいませ。

 

3月30日(水)19:00より、第45回KIT虎ノ門サロンが開催されました。

今回は大手コーヒーチェーン「タリーズコーヒー」の創業者であり、参議院議員でもいらっしゃる松田公太氏をお迎えし、「不屈魂!タリーズ創業から政治の道へ」をテーマにご講演頂きました。

当日は定員を大幅に上回る100名近い方々にご参加頂き、松田氏に注がれる注目度の高さを伺い知ることが出来ました。

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皆様ご存じの通り、長年ビジネスの第一線でご活躍されてきた松田氏が、なぜ政治の道へ飛び込んだのか?海外での生活や、学生時代の思い出、銀行マン時代、タリーズコーヒーの誕生秘話から、東日本大震災に関する事柄など、幅広いテーマについてお話頂きました。

松田氏の基本的な行動理念は、ビジネスマン時代も、政治家への転身後も変わらず、とにかく自分自身を「崖っぷち=厳しい環境」へ追い込む事が重要だとおっしゃっていました。

そして、「まずはやってみること。期限を設けて高い目標を一つ一つ達成していって欲しい」と、参加者の方々へ熱いメッセージを送って頂きました。

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過去を振り返ると、芸能人、スポーツ選手などが、その知名度とキャラクターを活かし、政治家への転身を図る例が多かったように思います。

一方、今回の東京都知事選挙においては、大手居酒屋チェーン「和民」の経営者が立候補するなど、ビジネスの世界で実績を残してきた方々が、政治の世界へと挑戦し始めています。

まだまだ数は少ないですが、これからは、“仕事の出来るビジネスリーダー”が政治の世界を引っ張っていくのかも知れません。

次回のKIT虎ノ門サロンでは、今、生保業界に新風を巻き起こしているライフネット生命保険の出口治明氏をお迎えします。

ご期待下さい!

 

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