『2010年5月』アーカイブ

ビジネスアーキテクト専攻・1期の土曜日4限(17:00~18:30)は、髙橋晃客員教授による「企業会計・財務要論」。髙橋教授はアクセンチュア株式会社 経営コンサルティング本部にて金融業界を中心に、全社/事業部門戦略の立案と実行支援、新規事業参入やM&Aの支援等の多くのプロジェクトに参画。現在は同社戦略グループのプリンシパルを務めています。

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本授業は、ビジネスにおいて企業会計・財務分野の知識を活用したいものの、まだ理解が不十分であるという方が対象。全8回の授業(下表参照)を通して、企業財務の基礎知識とビジネスでの基本的な活用スキル、そしてコーポレートファイナンスの基礎知識の獲得を目指します。

<全8回の授業内容>
【第1回】科目概要と会計の枠組み:全体観と複式簿記・財務会計の体系
【第2回】財務会計の基礎(1):複式簿記の概念と財務分析の基礎
【第3回】財務会計の基礎(2):財務分析演習
【第4回】コーポレートファイナンスの基礎(1):キャッシュフローと割引現在価値
【第5回】コーポレートファイナンスの基礎(2):キャッシュフローと割引現在価値(続き)
【第6回】コーポレートファイナンスの基礎(3):資本コストと投資判断
【第7回】コーポレートファイナンスの基礎(4):負債のメリットと最適資本構成
【第8回】企業価値評価のケーススタディ:企業価値評価演習と科目総括

7回目の授業となる今日のテーマは「コーポレートファイナンスの基礎(4):負債のメリットと最適資本構成」。

授業の前半では前回学習した加重平均資本コスト(WACC)、コーポレートファイナンスにおけるリスクの考え方、ポートフォリオのメリット、Capital Asset Pricing Model(CAPM:キャップエム)などについて復習。今日の授業の重要な前提となる部分だけに、再度丁寧に解説されていました。

続いて、今日の1つ目のテーマである負債のメリットの説明。具体的には「負債=借金があった方が、資金提供者(資本市場)へのリターンが大きくなり、当該企業への評価(=企業価値)も高まる」という考え方ですが、「負債=借金=悪い」「無借金経営=良い経営」というイメージが根強い中、初学者にはなかなか理解の難しいテーマです。

この難しいテーマについて、髙橋先生は簡単なケースを設定し、順を追って丁寧に説明を進めて行きます。スライドが大変理解しやすく、またそれに合わせた説明も分かりやすいのが髙橋先生の授業の特徴の1つです。

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その後、受講生の一人から「ということは、全て負債で調達した方が企業価値は上がるのですか?」という質問が。この質問を契機に、「実はそうはいかない...」という、借り過ぎによる副作用を踏まえた最適資本構成の話へと移っていき、その後は、活発な議論で教室は盛り上がりました。

なお、本授業は次回8回目が最終回...ということで、授業の最後には演習課題の説明がありました。次回はこの課題について全員がペーパーを用意し、クラスでディスカッションを行う予定です。

※なお、より応用的な内容については3期(9月・10月)の「ファイナンス戦略特論」で学ぶことができます(6月30日より、科目等履修生を募集します)。

現在、虎ノ門周辺では大規模な再開発が行われています。「六本木ヒルズ」で有名な森ビルが主体となり、超高層ビル(地上53階:高さ247m)の建設が着々と進められてます。

周辺ビルと比較してみると、東京ミッドタウン248m、東京都庁243m、六本木ヒルズ237mで、都内でも2番目の高さになる予定です。
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右隣の灰色のビルがKIT虎ノ門大学院の愛宕東洋ビルです。とても小さく見えますね。

公園、店舗、フィットネス、ホテル、オフィス、ホール、住居などが組み合わさった複合施設が出来上がる計画で、ビジネス街のイメージが強い虎ノ門の印象を大きく変えるでしょう。

また地下には虎ノ門と新橋を結ぶ環状2号線が通ることにより、交通渋滞の緩和も期待されています。竣工予定は2014年です。完成が楽しみです。

「コンテンツビジネス専門人材の不足」が叫ばれるなか、知的財産業界に新しい国家資格が誕生しました。
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棚橋教授が理事長を務められる知的財産教育協会の【知的財産管理技能検定1級(コンテンツ専門業務)】です。今年11月実施予定の第7回試験よりスタートします。

アニメ、マンガ、映画をはじめとしたコンテンツビジネスニーズの高まりを受けて、世界に向けたコンテンツビジネス専門家の育成が急がれています。

資格取得者はその知識やスキルを証明することにより、コンテンツ流通やグローバルなビジネス展開における活躍が期待されます。

知財ビジネスに対する関心の高まりをヒシヒシと感じます。

知的財産コンサルティング会社のアップロードから【特許事務所年鑑2010】が発売されました。
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酒井宏明教授が代表を務める酒井国際特許事務所が"全国4位"にランキング(出願件数)されており、国内3000を超える特許事務所が存在するなかで、素晴らしい実績を挙げられています。

KIT虎ノ門大学院ではトップクラスの実務家教員の授業が受けられます。
引き続き、本校では弁理士・知的財産の専門家を育成して参ります。

【3D・デジタルシネマ メディア・マネジメントセミナー】が来月に迫るなか、30代に向けたビジネス情報総合ポータルBusiness Media 誠のサイト上で、コンテンツ&テクノロジー融合研究所の北谷賢治教授(同研究所所長)が特集されています。

マイケル・ジャクソンやマドンナといった”超”大物アーティストを日本に招いてきた同氏の経歴や、今後のエンタティメントビジネスの将来像についてインタビューを受けています。

K.I.T.虎ノ門大学院では、最先端の3Dコンテンツやデジタルサイネージについての研究はもちろん、海外からの識者を招き、日本のメディア産業を担う人材を輩出していく予定です。

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先日第38回虎ノ門サロンが行われ、多くの皆様にお越しいただきましたが、今年度上半期のテーマであるシリーズ「いまこそ跳びだせ、世界へ-」(その2)として、「世界を舞台に―ザ・サムライ経営者―」
~盛田昭夫との突然の出会い。それが国際人へのスタート~ と題し、森本 昌義 氏(M.Pro-Consulting代表取締役社長)にご講演いただいた。

講演の中で森本氏は、これまで培ってきた独自の経営手法やCSR(Corporate Social Responsibility)についての考え方など、海外生活の長い森本氏のグローバルな視点から、貴重な体験談を交え話をいただいた。

特にCSRの考え方などにおいては、企業が行っているCSRというのは、本来切り分けて考えるべきものではなく、企業のあり方そのものの中に組み込むべきものであるといった話は、非常に説得力があり、聞いている皆さんも真剣な眼差しで聞き入っていた。

また、森本氏の人を引き付ける話し方も、参加者の皆さんには勉強になったのではないでしょうか。時にはあっと驚くような話を始め、会場からはどよめきと笑い声が混じり、今回も予定時間を大幅にオーバーして、虎ノ門サロンは終了した。今回質問出来なかった多くの皆様には申し訳ありませんでしたが、引き続き虎ノ門サロンを楽しみにしていただきたいと思います!

来月もまたとびっきりのゲストをお招きし、開催致します。お楽しみに!

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知的創造システム専攻・1期の月曜日1限(18:45~20:15)・2限(20:30~22:00)は「特許・実用新案法令要論」の連続講義です。

「特許・実用新案法令要論」は、特許法及び実用新案法に関する入門・総論的位置づけの講義。1期(4月・5月)のうちに基本的な法律知識と問題発見能力を身につけることで、2期目以降の応用・発展的学習の基礎とすることを目的としています。

解説が中心の本授業ですが、各論の講義の中では特許・実用新案に関連する事例を紹介。事例は実際の企業で起きたことのある生きた素材が中心で、対応方法に関連した講義を行った後、講義の最後に事例についての具体的な対応方法について正解を検討します。

11コマ目・12コマ目にあたる本日の担当は加藤公延教授。本学の専任教授を務めると同時に、特許事務所の代表としても日々特許実務の第一線で活躍されています。

 ビジネスアーキテクト専攻・1期の土曜日1限(9:30~11:00)は、日本企業ならびに外国企業で40年にわたり消費財マーケティングに従事してきた山口信和客員教授による「マーケティング要論」です。

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「科学ではなく実学として即戦力になるマーケティング」を入門から学べるこの授業は、土曜日の朝から20名が出席するビジネスアーキテクト専攻の人気授業の1つ。先生が作成したオリジナルテキストをベースに、マーケティングの諸テーマについて基礎的な学習を進めて行きます。

授業の初めに各回のテーマについて学生がプレゼンテーションを行い(8回の授業期間中、受講生は必ず1回は発表しなくてはいけません)、その後、先生がテキストに沿って解説をしていきます。

5回目の授業である今日のテーマは「競合環境」と「マーケティング分析の手法」。

「競合状態(独占・寡占・多占)」「市場シェア分析の考え方」「クープマンの目標値」「ポーターの環境分析」「PPM」「プロダクトライフサイクル」「SWOT分析」などのトピックを扱いました。

・「市場調査はマーケティングの目安にすぎない。調査する人間の意図で操れるので、読む人間が気をつけるべき。数字は大事だけど、背景にある意図を考えるべき」・「プロダクトライフサイクルの形は商品により異なるが、大切なのはどの商品も必ず滅するということ。ここを放置せずに対策を打つのが、マーケティング努力」

など、長年現場の第一線でマーケティングに携わってきた山口先生ならではの解説がなされます。

そして先生による解説の後は、それぞれのトピックについて「自分に置き換えて考えてください。あなたの会社はいまどういう状況ですか?」という質問が先生から何回も飛んできます。

いつ当てられるか分からない緊張感がありますが、働きながら通えて、また少人数授業を行っている当大学院ならではの光景です(ただし雰囲気は和やかで、笑いも絶えません)。

ビジネスアーキテクト専攻の岡田和典客員教授のコラムを掲載しました。
タイトルは「日本の憂う」。

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日本の気候がここ数年おかしくなってきているのを実感する人は確実に増えているだろう。東京では、4月21日に26度の真夏日を記録、一転して22日、23日は日中8度。まさに真冬日。夜には雹(ひょう)のような雨も降った。この3日間に限らず、ここ数年の気候変化には不自然な状況であることは明らかである。それを単なる「異常気象」という情報として右から左に聞き流すのではなく、本当に「エコ」を謳うのであれば当事者として一人一人が真摯に受け止め考える必要がある。明らかに、かつて「自然」や「当たり前」と呼ばれたものがおかしくなってきており、日常をしっかりと振り返る必要が絶対にある。なにも考えずに、「自然」だと思っている自身の感覚がおかしいと日々を疑い、「これでいいのか?」と、都度に自問することが必要といえる。このままでは10年を待たずして日本の四季は消滅し、亜熱帯気候になるであろう。もしかすると春夏秋冬の順序自体が変わってしまう時もくるかもしれない。それだけ自体は深刻なのである。
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コラムの続きはこちらから

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ここ最近話題につきないのが、3Dやデジタルシネマといった、最新技術と新たなコンテンツの登場です。映画「アバター」はご覧になった方多いのではないでしょうか。あの映像はみる価値十分でしたが、今年は更に家庭用TVにも普及し、まさに3D祭りといった感じですが、シネマの世界でもデジタル化の波が押し寄せ、これまでのビジネスモデルが変わりつつあります。

そんな中、これまでも最新情報をお届けしてきた虎ノ門大学院のメディア・マネジメントセミナーでは、この話題のテーマをもとに、メディア業界でご活躍の方々や、3D・デジタルシネマにご興味のある方々を対象とした特別セミナーを行います!

海外講師を迎えて、北米における業界の流れも含め、デジタルシネマ、3D興隆の背景と現況に迫ります。

日時やプログラムについてはこちらをご確認ください。

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