【授業レポート】オペレーションズマネジメント特論2(上野善信)

当大学院ビジネスアーキテクト専攻では「オペレーション」すなわちモノやサービスを創って提供するという企業の根幹をなす仕組みにフォーカスを当て「オペレーションズマネジメント」に関する講義を、基礎から応用、演習と、段階的※に開講しています。

※第1期のオペレーションズマネジメント要論、第2期のオペレーションズマネジメント特論1、第3期のオペレーションズマネジメント特論2、そして第4期のオペレーションズマネジメント演習の4科目

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講義を担当するのは上野善信教授。新日本製鉄株式会社にて、自動車・素材・ハイテク・消費財・流通などの業界向けにSCMのコンサルティング、システム導入、組織変革支援などを行った後、ベンチャー企業の創業、上場企業の取締役経営企画室長兼情報システム部長を経て、2007年より本学にて教鞭をとっておられます。さらに現在では、PRTMマネジメントコンサルタンツにてオペレーション改革の最前線でもご活躍されています。

今回取り上げるのは3期に開講している「オペレーションズマネジメント特論2」。これまでに学んだサプライチェーンの活動に関してもう一段掘り下げ、ケーススタディや演習を通して具体的な意思決定や問題解決のためのツールを学ぶことを目標としています。

講義形式は、受講生が持ち回りでケースのポイントをプレゼンし、クラス全員でディスカッションをするという実践的なもの。取材日は「リーバイス」(Levi’s)と、医療機器メーカーのケースを題材に学習しました。

後半の医療機器メーカーのケースのテーマは「アウトソーシング」。単なる人事政策ではなく、戦略的にアウトソーシングを行うために、何に留意しなければいけないのか?ベンダーの選定や委託の範囲は?価格やインセンティブの決め方は?など、様々な論点について議論します。

受講生のバックグラウンドも様々ですので、議論は盛り上がります。3期ともなると、皆さん発言のレベルも格段に上がってきています。もちろん、それに対する上野先生のコメントも的確かつ具体的で、3期の残りの授業や4期の演習が楽しみになる授業でした。

※上野先生は専任教授ですのでゼミ指導(専修科目)の担当もしておられます。1年を通して「オペレーションマネジメント」をさらにどっぷり勉強したい方はぜひ上野ゼミの門を叩いてみてください!

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