【授業レポート】ビジネスアイデア特論(松山真一)

11月から4期がスタート。いよいよ1年の大詰めです。今回ご紹介するのは「ビジネスアイデア特論」。

本講義では、あらゆるビジネス活動に必須の「ビジネスアイデア発案・企画化スキル」の向上を目的に、様々な手法を紹介すると共に、それらを使って実際のビジネスアイデアの発見・創出を訓練します。

担当するのは松山真一 客員教授。日本航空入社後、技術部門、経営企画部門などを経て、JALUXにて航空機調達部長、そしてJALUX AMERICAS Inc.のPresident & CEOを務めた経歴をお持ちです。

さらに、松山先生の凄いところは、これらの仕事に加え、多彩な活動をしておられるところ。人気ビジネス書評メルマガ「Webook of the Day」(http://webook.tv/)の発行、BSC(Balanced Scorecard)に関する講演・執筆、東京藝術大学非常勤講師、ジェイカレッジ校長、レジェンド財団理事など。「バランススコアカードの使い方がよくわかる本」、「早朝起業」、「マインドマップ読書術」など著書も多数あります。

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取材日は1回目の講義ということで、まずは受講生の皆さんの自己紹介。

しかし、普通の自己紹介ではありません。事前に作成してきた「自己紹介チャート」で、自分がいったい何で構成されているかをグラフで紹介してもらいます。自分の性格だけでなく、よく出現する場所や一日の時間の使い方をチャートにしたり、さらには好きな焼酎の銘柄をレーダーチャートにする人も。しかし、これが意外に面白く、普通の自己紹介よりも受講生の皆さん一人ひとりのパーソナリティに触れることができました。クラスには笑い声が響き、アイスブレイクも無事完了です。

そして今回の講義のテーマは、成功事例のアイデア研究。成功商品に隠された成功軸(CBA:Critical Breakthrough Axis)=視点を考察し、ビジネスアイデアのセンスを磨きます。

題材に取り上げたのは最近ブームになった「街コン」。ブームの背景にはどんなアイデアがあったか、従来の合コンや婚活サービスとの違いから検討し、分析を深めていきます。また、その後は(街コンについて)「次に仕掛けるとすれば何か?」というテーマについて、早速グループでの演習を実施しました。

1日2コマの講義ですが、先生、そして院生の皆さんのアイデアに溢れたあっという間の3時間でした。次回以降もアイデア創出のための様々な方法論が学べるということで、非常に楽しみです。

 

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