【授業レポート】メディア&エンタテインメント産業要論(北谷賢司)

「メディア&エンタメビジネスの世界市場で通用するプロの育成」

KIT虎ノ門大学院では、こうした目的のもと2012年度から「メディア&エンタテインメントマネジメントコース(MEMコース)」を新たにスタートさせました。

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基礎的な理論や市場の概況にとどまらず、欧米の専門職大学院でも紹介される実践的なケーススタディや経営計画・事業計画の作成、さらには具体的なマーケティング企画や法律実務までを、トップクラスの教授陣との真剣勝負の中から学ぶことができる環境を整備しました。

MEMコース全体を統括する北谷賢司教授は、ソニーやTBSほか大手企業で、海外案件を中心とした多岐にわたる事業開発、そして経営の経験を持つ本領域のエキスパート。また2005年から2011年までは、米ワシントン州立大学コミュニケーション学部の栄誉教授としてメディア経営学の教鞭をとった学術研究の第一人者でもあります。

本コースの導入として1期に開講されるのが本科目。メディア&エンタテインメントビジネスの産業構造にはじまり「放送」「3D・映画配給」「ブロードバンド映像配信」「音楽」「ロケーション・エンタテインメント」などの主要領域について、コンセプトや歴史、ビジネスモデルなどを北谷教授によるレクチャーを通して学習します。

そして、客員教授をはじめとするゲスト講師陣がとても豪華であるのも大きな特長です。

ある日の講義では、ハリウッドにおけるデジタルシネマの第一人者、ロブ・ハンメル氏をゲストに招き、デジタルシネマおよび3Dに関するミニレクチャーおよび質疑応答が行われました。「3Dテレビの可能性とその問題点、これからの映画配信や視聴スタイル、撮影技術・機材の進歩」など、最先端かつ刺激的なテーマを共有していただきました。

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また、別の日にはなんと、ニューヨークにいるゲスト講師とTV会議中継を結んでの講義も開催。国際エミー賞財団会長のフレッド・コーヘン氏に、日本や米国の放送産業の現状についてお話しいただきました。中でも日本の番組のフォーマット販売の話や、その他海外のTVプログラムの輸入の話などは、正に実務的・実践的なお話でした。

いよいよ開講したMEMコース。最初から充実した内容で、この先の講義が今から楽しみです。虎ノ門ブログでは引き続き、その様子をお伝えして参ります。お楽しみに!

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