【授業レポート】アントレプレナーシップ特論(児玉 知浩)

ビジネスアーキテクト専攻 3期に開講している「アントレプレナーシップ特論」では、ビジネスプランの策定を軸に、実践的なベンチャー事業の立ち上げ及び経営において踏まえるべきポイントや成功の秘訣を学んでいきます。

もちろん、受け身の学習だけでなく、受講生各々に「ベンチャー事業計画」を策定・発表していただき、個別の実践的なアドバイスも行っていきます。

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担当するのは児玉 知浩 客員教授。新日本製鉄で事業改革、新規事業開発などを担当後、2000年に個人事務所を設立し独立。2001年から2007年までデジット(株)取締役副社長COOとして務めたほか、IT系上場企業、ベンチャー数社のアドバイザリー、社外役員として活動するなど、ベンチャー事業の実践経験豊富なプロフェッショナルです。

2010年には、大学生のポテンシャルとビジネス力向上を支援し、企業の事業成長サポートを行う株式会社アイグローを設立。代表取締役CEOとして、これまでの経験を活かしながら、自ら起業家としてベンチャー事業に取り組まれています。

その児玉先生が担当する本科目の最大の特徴は、何といっても「受講生全員」が実際に事業計画を立て、それを毎回の授業や課題からの学びや、先生からのアドバイスを経て磨きあげていくこと。ビジネスの現場に限りなく近い形で学習が深まるだけでなく、ご自身が考えられている実際のビジネスプランを磨き上げることも可能です!

今や大手企業であっても、新規事業や社内ベンチャーの立ち上げに従事する機会が増えています。受講生には、起業を考えている方や、ベンチャー企業にお勤めの方だけでなく、大手企業にお勤めの方もいらっしゃり、児玉先生のコンサルティングをうまく活用されているケースが多く見受けられます。

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6回目の授業となる今回は、受講生2名がビジネスプランの途中経過をプレゼンし、それぞれが次に何を考えるべきか、どういった点を練り直すべきか、などの検討を進めました。

2件とも実際の新規事業(スポーツビジネスと映画ビジネス)の話なので、あまり細かい内容に触れることはできませんが「どうすれば社内役員に対し、説得力のあるプランとなるか」「事業の収益性を高めていくにはどのように考えればいいか」「3~5年後の損益計算書(P/L)を提出して下さい」など、実践的なアドバイスが飛び交っていました。

次回7回目と最終回の8回目では、いよいよ受講生全員が事業計画のプレゼンテーションを行います。少人数制だからこそできる、大変実践的な授業の一つといえるでしょう。

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