2月19日(土)、知的創造システム専攻の公聴会(最終プレゼン試験)が開かれ、当日は金沢本校から石川憲一学長もお見えになり、発表者に対して鋭い質問を投げかけながら、会場の雰囲気を引き締めて下さいました。
プレゼンの様子を簡単にご紹介させて頂きたいと思います。
~河野さん~
【セットメーカーと部品メーカーの垂直的アライアンスに関する考察】
国内大手タイヤメーカーの営業職としてキャリアを積まれている河野さんは、自動車産業と、エレクトロニクス産業におけるセットメーカーと部品メーカーの共同出願に関する調査及び考察を行いました。今後は知的財産のノウハウを武器に、ご自身の営業ツールとして活かしていくそうです。
~関根さん~
【マスメディアに対するツイッターのジャーナリズム性の検証】
3年以上前からツイッターの可能性に着目し研究を続けてきた関根さん、「マツダ自動車事件」、「取手駅通り魔事件」、「尖閣諸島のビデオ流出問題」、「ロシア大使更迭事件」、4つのケースをもとに、その速報性や情報発信回数についてマスメディアとツイッターとの関連性を調べ、ジャーナリズム性の検証を行いました。
~野口さん~
【映像共有ソーシャルメディアにおける消費者行動とマーケティング】
ニコニコ動画などのSNSメディアにおいて、最適なPR手法とはどういうものか?をテーマに、様々な事例を交えながらプレゼン行った野口さん。従来のテレビCMのようなプッシュ型のPRではなく、Facebookやツイッターとも連動したユーザー参加型の新たな広告手法の可能性を示しました。
仕事をしながら大学院で学ぶことは、時間的な制約や、職場の理解、ご家族の同意など様々な理由で、とても大変だったと思いますが、公聴会終了後の達成感に満ち溢れた表情を拝見すると、大学院生活の充実ぶりが伝わってくるようで、事務室スタッフとしても嬉しい限りです。本当にお疲れ様でした。
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