3D・デジタルシネマ メディア・マネジメント特別セミナー開催

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6月11日(金)14:00~16:00虎ノ門キャンパス13階にて、「3D・デジタルシネマ」をテーマに、メディア・マネジメント特別セミナーが開催されました。講師は本学大学院教授、コンテンツ&テクノロジー融合研究所所長の北谷賢司教授と、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校コミュニケーション総合学部教授、エンタテイメント産業研究所長のDr. Robert Gustafson博士を迎えて、最新の欧米事情から、世界のメディア産業の動向等について話がありました。

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特にここ最近では3D映画「アバター」を筆頭に「アリス・イン・ワンダーランド」など、その勢いは益々広まっていく事は間違いありませんが、家庭においても3Dテレビなどの普及も急ピッチに行われる中、それらを利用したクオリティの高いコンテンツ作りが大きな課題にもなってきております。サッカーワールドカップなどは既に3Dでの放送を始め、今後は裸眼でも3Dが見られるようになるのは時間の問題かと思いますが、そんな中、人体に及ぼす影響や、それに伴う事故などに対しての法律的或いは保険的な話しは、まだまだ完全には確立しておらず、まさにこれからのデジタル化におけるメディア・エンタテインメント業界においては、解決すべき課題は多いようにも思えます。

しかしながら、今回のセミナーを通して、3Dやデジタルシネマなどの今後の可能性については非常に高いものがある事は事実であり、既にゲーム・スポーツ・音楽などの産業においては新たなビジネスモデルとしても大いに注目されています。

今回は多くの方々にお越しいただき、またメディア業界にてご活躍の方々も多数参加される中、非常に専門的な質問や、業界用語などが飛び交う中、大変充実したセミナーを開催する事が出来た。来月には更に、シンポジウムを開催し、基調講演では、ドリームワークス、ワーナーブラザーズ、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントで技術担当副社長を歴任されたRob Hummel氏にお越しいただき、その後のパネルディスカッションでは、国内におけるメディア業界の専門家や経済産業省からも、国の施策として、今後の業界の行く末について闊達な意見交換を行う予定にしております。

是非この機会に、日頃知っているようでなかなか垣間見る事の出来ないメディア業界の仕組みや、技術力等について、知っていただければと思います。

お申込みはこちらから※御席に限りがございますので、お早めにお申し込みください。

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