「CMというコンテンツの制作について」 中島 信也氏 (デジタルコンテンツマネジメント特論)

guest1011.jpg昨日はオープンキャンパスの一環として、19:00から説明会があり、その後20:30からは、実際の授業に参加していただき、社会人大学院とはどのようなことをやっているのかを体験していただいた。

今回の公開授業はデジタルコンテンツマネジメント特論であり、先週から引き続きTVやCM業界で活躍されている方々を講師に招いての講演が行われた。今回のテーマは「CMというコンテンツの作成について」と題して㈱東北新社 取締役 CM本部企画演出部部長であり、本学の客員教授でもある中島信也先生に講演いただいた。

中島先生は、テレビなどでも良く知っている方も多いかと思うが、小さな原始人が獲物とコミカルに動き回る「日清食品カップヌードル“hungry?”」のCMで、日本人として初のカンヌ国際広告祭グランプリを受賞し、また2003年にサントリー燃焼系アミノ式の『回転少女』でも話題になったCM作りのプロフェッショナルである。そんな中島先生から、講義の最初にこれまでご自身で作り上げたCM作品をダイジェスト的に紹介いただき、そのほとんど全てが見たことのあるCMばかりだったが、どうやってこのような時間が経っても記憶に残るような強烈なCMをつくれるのか不思議でしょうがなかった。

guest1011-1.jpgまた、受講生からもただ目立つCMを作っているのではなく、そこには様々な学問的領域が数多く含まれていることが分かった野ではないだろうか。また受講生からの声には、日ごろこういった業界の方々に直接話を聞けるチャンスもなく、大変有意義だったといった声や、今後のこういったCMのコンテンツというものは、まさに無形の財産であり、クリエーターの立場からもしっかりとビジネスセンスを磨く必要性を感じさせられるそんな講義だったとの意見もあった。

知的創造システム専攻では、第一線で活躍されている方々をゲスト講師に招いての講義が行われている。日ごろなかなか直接会って話すことが出来ないような方々も多く来校いただいているが、受講生にとっても、授業の要所要所で授業のテーマに沿ったゲスト講師に会えるのはとても刺激的なことではないだろうか。

これまでのゲスト講師について、ご興味がある方は、こちらをクリックしてください。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kitnetblog.kitnet.jp/mt/mt-tb.cgi/1869

コメントする

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.9