KIT夏期集中セミナー 「企業財務特論2」、「マーケティング特論2」

残すところ本日と明日の2日間となってしまったが、今日も盛りだくさんの講義が続いている。4日目の今日は、「企業財務特論2」並びに「マーケティング特論2」の2科目が行われた。

finance2.jpg本日のテーマは「企業価値をめぐる論点」として、先日も話のあったDCF法やM&Aに関わる様々なトピックについて説明があった。ここ最近話題となっていた敵対的買収などをめぐった企業価値をめぐる論点について、受講者からもいろいろな意見がだされていた。また、このような敵対的買収策防衛策として、さまざまな用語が紹介されており、既に財務に携わっている方々にはよく耳にする言葉かもしれないが、「ポイズンピル」、「黄金株」、「ゴールデン・パラシュート」、「ティン・パラシュート」などの用語や、「スーパーマジョリティー条項」や「クラウン・ジュエル」といった様々な手法についての説明があった。初めて聞く言葉もいくつもあったが、受講者は非常に興味深く聞き入っていた。講義時間をオーバーする中、きっともう少し長く話を聞きたかった方も多かったのではないだろうか。

marketing2.jpgそして続いては「マーケティング特論2」が少し遅れてスタートし、前回に引き続き、インタラクティブな講義の中、講師からは様々な質問が受講者へ投げかけられ、「自分がマーケティングのコンサルタントだったら、どのようなことを行い、どのようなアドバイスを行うか」といった実践的な講義が展開された。前回にもまして、様々なマーケティング手法についての紹介があり、それらを用いて実際にどう活用して、また分析して行けばよいのかなど、実例をもとに講義が進められた。2日間の集中講座でもあるため、応用的なマーケティング手法や、山口先生の長年の経験から得た「プレスティージ・マーケティング」の極意が垣間見えた貴重な講義だったのではないだろうか。本日も遅くまで虎ノ門キャンパスは活気に満ち溢れていた。


明日は、いよいよ最終日であり、「チェンジマネジメント特論2」と、そして懇親会を含む修了式が行われる。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://kitnetblog.kitnet.jp/mt/mt-tb.cgi/1856

コメントする

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.9