悩む学生

ネットで色々な記事を読んでいる中、朝日ドットコムの記事の中に「悩む学生見捨てない「心のケア」大学が本腰」という表題が目に飛び込んできた。

内容は、少子化につれて小さいときに人との触れ合いが少なく、人間関係も希薄となり、集団の中にもまれないまま大学生となるケースが増えてきたという話があった。これは、小さいころから塾や習い事が多く、その分同年代の子供たちとの遊びも少ないということも一つの原因らしい。

そういった現状を踏まえ、最近では大学の中に悩める学生たちのためのサポートセンターなどを設け、週に一度悩みを抱えた学生たち同士で、互いにコミュニケーションを取り合い、自分の抱える問題の整理を行っているという。

確かに人との係わり合いや人間関係は、今後の社会生活の中で必要不可欠なものであり、自分自身の考えなどを相手に伝えるにも、人間関係がやはりうまくすべを身に付けなければ、苦労することは結構あったりする。

だが、大学の中でこのような専門の部署やセンターを設けてるというのは少し驚きだった。本学は、学生達には1年生のころから、プレゼンテーションやポスターセッションといった、1枚のポスターに自分達の考えを表現し、相手に伝える難しさを勉強したり。またコミュニケーション能力の向上のため、グループワークを多く取り入れた授業が数多くある。大学生はまさに、社会人としての準備を大学で行うわけで、できる限り多くの経験と、失敗を繰り返していくことが重要ではないだろうか。そんな中、やはり人間関係の大切さや、難しさも、大学でしっかり勉強することも人間力強化に必要不可欠だと思う。

この時期は、いろいろと新学期からの疲労がどっと押し寄せてくる時期かもしれないが、ここを何とか踏ん張って、夏休みまでがんばってもらいたい!

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