P.Fドラッカーの「明日を支配するもの」:読書会

2月3日に知創研の第6回読書会を開催しました。今回の対象図書は、P.Fドラッカーの「明日を支配するもの」でした。

日本版のタイトルからは、内容がわかりにくいのですが、原題は「MANAGEMENT CHALLENGES FOR THE 21ST CENTURY」といって、21世紀という大きな転換点において、組織や人が新しい現実に対応するためのマネジメントの本です。

本書のカバーする対象は非常に広く、組織のマネジメントにとどまらず、知識労働者としての心構えから、自分のキャリアのマネジメントにまでおよんでいます。

読書会は、いつものように事前に質問票を配布し、それにそってディスカッションを進めるというスタイルでした。本書で提示された新しい現実に対応するためのマネジメントの考え方や行動指針などを、自分の属する業界や組織など具体的な事例に引き寄せて、課題や適用可能性について議論しました。

参加者は、日系および外資系のグローバル企業、オーナー企業の経営者、IT系およびビジネス系コンサルタント、ITエンジニア、教育機関、NPOメンバーなど多彩なバックグランドを持っており、深い実務経験に基づいた意見は、活発なディスカッションとなりました。やはり、このような異種メンバーの相互作用により、新しい気づきが触発されることは、読書会の醍醐味だと思います。

次回は、デール・カーネギーの「人を動かす」です。

モデレーター白石

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