コンサルタントからの疑問~「無断転用を禁ず」とは?~

あけましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします!

今回は、修了生のコンサルタントよりちょっとした疑問がありました。

疑問は、『セミナーなどを開催した際、ビジネス雑誌などに記載されているケースを配布しそのケースの3C分析やSWOT分析、コアコンピタンス分析から戦略仮説を作ってもらう演習を予定していて、このような場合、コンサルタント業がセミナーを行ううえにおいて利用する場合、

それはビジネス利用と捉えられるのか?
著作権やその他の法律に縛られることはあるのか?
また、縛られるとしたらどのような制限を受けるのか?
制限を解除できる仕組み(手続き)などがあるのか?
また、コンサルタントがそのようなケースを使う場合は企業として何らかのポリシー
を作り上げるべきなのか?

①ビジネス利用なので私的使用の複製、公共的限界に当てはまらず
②二次的著作物もしくは編集著作物として作成することになる

しかし、
その場合、
原著作物への利用許諾は必要なのか?』


という疑問でした。

回答として、『大学等の営利目的でない教育機関の授業における一部使用であれば原則として可。営利目的のセミナーなどのビジネスで使用する場合、ビジネス誌をコピーするのであれば出版社に許諾が必要(出版社に問い合わせ)となる。

引用に該当するかどうかはもっとも判断が難しいところであり、出版社に問い合わせ、事例を説明して許諾料をとるかどうか尋ねるのが一番の解決策のようです。


今後もさらにパワーアップしたコンサルティングが期待できそうです。

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