12月7日の前半部分、模擬講義は本専攻客員助教授の田中先生による「ネットワークでつながる機器やサービスの最前線」というテーマのもと講義が行われた。田中先生は知的創造システム専攻の科目の中で「ユビキタスネットワーク特論」をご担当いただいているが、本日の講義もそのユビキタスネットワークをいかに使って、今後の新しい商品やまた我々の生活が変わってくるかなどのお話をいただいた。
先生の話の中には、冷蔵庫にインターネットがくっついたり、またインターネットの使える環境の中で、一般家庭にあるようなビデオデッキや様々なコンテンツが、どこにいてもいつでも見られるような環境も今後起こりえるだろうということだったし、既に携帯端末を使ってのいろいろなサービスや、我々の生活がそれらの機器類によってだいぶ変わってきているのも事実だと思った。
しかし、その中での課題としては、規格の統一や、「ユビキタス環境では、個人が複数のネットワーク端末を使うため、それらがシームレスに連携する必要がある」というお話があった。確かに色々な異業種間でバラバラな規格のものを作っても、消費者からはなかなか使いにくい面もあり、確かにこれは難題であると感じた。
しかし、これからもますます変化してくるだろうこのユビキタス環境の中で、第4世代携帯電話など、私はちょっと予想が出来ない未来があっという間に来るような、この講義を聞いているとそんな気がしてならなかった。
科目リンク:ユビキタスコンピューティング特論
教員リンク:田中祐介客員助教授
コメントする