科学技術コミュニケーターの可能性 : 石村源生氏

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KIT虎ノ門サロンとは、在学生・修了生の皆様の自己実現を支援するため、社会でご活躍の方々よりそれぞれの独創性に満ちた思考や価値像などについてご講演していただき、修了生・在学生の今後の活動に何か少しでもお役に立つ機会になればと思い開催しております。

今回は石村源生氏に講師としてきていただきました。石村氏はKIT主催のイベント、“ルネッサンス・ジェネレーション”の特別監修者であるカリフォルニア工科大学 下條信輔教授の東京大学研究時代の俊英。専門は「知覚心理学」。(財)日本科学技術振興財団で理工系博物館の展示ディレクターとして活躍。昨年、北海道大学の新しい教育組織「科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)」の特任助教授に就任されました。

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今回の虎ノ門サロンでは、時代が求めた「科学技術コミュニケーター」をめぐる視点から、明日のサイエンスの可能生、パースペクティブについて語って頂きました。さらに、科学技術コミュニケーターの必要性として、「科学技術社会論」、「理科教育」、「理系研究者」、「教育機関」、「産業政策の立場」、「ジャーナリズム」、「一般社会」の面で今後必要と思われる考えや、実際に行われているケースについて詳しく語って頂きました。

いろいろなバックグラウンドを持った在学生・修了生が集まり、今後高度化するであろう技術と平行し、どう相手と交渉などのコミュニケーションを行っていくか考えさせられる講演になったと思う。

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