ビジネスモデル特論-2006最終講義

ビジネスモデル開発特論
その名の通り、ビジネスモデルを作るための講座である。
この講義はITBAコースとIPコースの授業が別に行われていて、受講生がチームを編成し、後半戦14回目にIPコース的に5つのビジネスモデルが作成された。

ビジネスはネーミングが大切!というのもあり、ネーミングも非常にユニークなものが多数あり、あっと驚くようなビジネスモデルが登場した。
私の属したチームはp-modeという新製品のコンセプトを考え出したのだが、結果は院生投票で2位。総合で4位という結果に・・・
IPコースの優勝は、「Aha! コンサルティング」のビジネスモデルを考え出したチーム!
コンサルティング会社のコンサルティングの様子を寸劇で見せてくれたり、非常に個性的なメンバーがそろったこともあり、優勝の杯を勝ち取ったように思われる。
この講座には様々な客員教授とゲストスピーカー等が来られて、非常に充実した内容で授業が展開されてきた。
社会人大学院であるKITの院生にとって、会社で即実践できるナレッジ創出の仕方やブレーンストーミングの方法等を学べるのはとても有意義なことだと思う。

そして、最終講義の15回目にゲストスピーカーで登場してくださったのは、鶴岡秀子さん。
非常に魅力的な女性起業家の方で、起業にまつわるエピソード等をユニークな語り口調で話していただいた。私も同じ女性として非常に憧れを抱かずにはいられない、そんな講演であった。
起業を志したのが10歳で、それを目指して頑張ってこられて姿と「母親」である姿が目の前に浮かんでくるようで、親近感がとても持てた。
内容は一言で書き表せないが、「自分が好きになったら、その人が自分を嫌いになるのは簡単じゃない」という言葉に共感を感じた。当然のセオリーであるが、実践できていない人は多いからである。

この講義で開発されたビジネスモデルは、5~6人のチームの合作であった。しかし、この講義全般を通して、個々人でもビジネスモデルを考え出すことは充分に可能であると感じたし、そのコツや秘訣も教わった。というわけで、実践に向けて検討していければいいな、と思った。

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