技術、製品開発特論の講義は本日で9回目を数え、これまで行ってきたケーススタディも今回は損益計算書、キャッシュフローベースの資金の検討に入りました。
やはりお金が絡んだ話になってみて急に現実感が増してきたというか、切実感が感じられたのは私だけでしょうか。
どんなにすばらしい技術があってもそれを活かし、育てるのは経営者の覚悟と正しい選択があってのこと。必要な資金をどのように見通し、確保していくのか。また、ベンチャーであればなおのこと事業の初期段階で必要な事業資金を手当てするために何をすべきか。高野先生の言葉に時間を忘れて真剣に考えさせられる時間でした。
次回からは携帯電話の燃料電池の事業プランというホットなケースを経営戦略策定に必要なSWOT分析をはじめとしたさまざまな分析手法を活用してスタディします。
ネットで検索してみるとこの分野はまさに企業間戦争の真っ只中ですね。
身近な携帯電話ひとつでも、将来の環境変化予測を考えるために非常に広範な情報、知見を要求されるとわかり、私たち学生の間でも奮い立たせられるものを感じています。
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