昨日は新しく講義を担当されている「The Boston Consulting Group ヴァイス・プレジデント 水越氏」の企業戦略特論の後編がありました。
前回の講義では、他にどうやって勝つかを考えるという企業の戦略を考える上で重要な、本質を考えるために視点を変えることの大切さをお話していただき、今回は組織の内側から見た戦略をかなりナマナマしくお話していただきました。
組織が(大きくなるほど)外に向けた戦略(ときには既存の部門などの存廃にもつながる)を実行に移す際に組織内にさまざまな目に見えない壁があり、それを乗り越えるために何をなすべきか。ガバナンスの意思決定の効率化、あるべき評価基準の大切さ、人がその戦略に参加している納得感をもてる経営指標のモノサシを持つべきである・・・など言葉の端はしに実体験に裏打ちされた思いが伝わってきました。
当日は風邪気味だったとのことで体調が悪いにもかかわらず熱く語っていただきました。
重大事故を防止するリスクマネジメントは小さなサインを見逃さずに共有して、手を打つことなのだとすればそれはKITの講義の中でさまざまに語られていることにもつながるようです。
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