IPSS 知財人材のスキルの標準化に関する研究会

知財人材のスキルの標準化に関する研究会(委員長 杉光一成 知的創造システム専攻教授、事務局長 加藤浩一郎知的創造システム専攻教授)というのをご存知だろうか。知財立国を目指す政府は「知的財産推進計画2005」の中で知財関連人材の育成を進めるためにスキルを明確化する必要性を述べている。このうち企業に必要な知財人材スキルの標準に関しての調査研究を本学が経済産業省の委託事業として受託し、金沢工業大学 東京・虎ノ門キャンパスで本年9月より会合が行われている。

昨日は第3回目の会合が行われ、お忙しい中、国内の著名な製造業や、出版、音楽関連会社(いわゆるコンテンツ業界)、知財・MOT分野で実績を有している大学教育機関から委員として多数ご出席いただいた。そのほかにも官から多数のオブザーバーがお見えになり、この分野に関して産学官とも、関して大いなる関心があることが伺える。

今回は、前半、各企業における知財人材の育成状況に関してのヒアリングが行われ、後半にはその知財人材スキルの標準に関するフレームワークについて白熱した論議が行われた。知財分野において必要とされる人材スキルが明確化されれば、企業においては必要な人材育成を計画的に実施できるだけではなく、知財人員全体のレベルの向上にもつながる。また、個人においては自らのスキルに対する自己研鑽の指標となろう。

本日の会合を聞くかぎり、その日も近い。

重光泰明(知的財産プロフェショナルコース 2期生)

kato sugimitu.jpg左・杉光一成教授 右・加藤浩一郎教授












yamada.jpg 写真:山田和見 客員教授(知的財産プロフェショナルコース)












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