高校生の就職に関する意識

雑誌「Between6月~7月号」を読んでいるといろいろと教育に関する記事が書かれているが、その中で一つ現在の高校生達が就職(働くこと)に関しての意識調査が載っていた。働くことについてどう考えているのか、という問いに対して、圧倒的に多い回答が「好きなことや関心のあることを仕事にしたい」という答えだった。(Between6月~7月号 ページ31) このような答えを聞くと逆に質問したくなるが、では「好きなことや関心のあることとは具体的にどのようなことなのか?」その答えを明確に答えられる若者はどれくらいいるのだろう。まだ高校生だから、大学に入ってからゆっくり考えようと思っていても、社会人となる日はあっという間にやってくる。
記事の中には最近高校や中学でもインターンシップを取り入れているところが多くなってきているらしい。中学・高校時代から実社会を味わう機会を設けることは非常に刺激的なことだと思う。アメリカなどでは、インターンは普通に行われており、インターンを扱う専門の部署も設けられている。日本も、もっと若い時期から実社会に触れる機会を多く作り、色々な体験を通して、大学に入るときは、自分自身で目標を持って大学を選ぶようになれば素晴らしいと思う。「好きなことや関心のあることを仕事にしたい」のならば、なおさら、実社会インターンなどを通して、就職に関する意識を高め、自分自身の好きなことや、関心のあることを明確にしていくことが、大学などへ進学したときにも大きなプラスとなるはずだ。

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