金沢にある本校では、夢考房プロジェクトで学生達が盛んに夜遅くまで物作りに没頭している。その中で、最近話題によく出てくるのがロボサッカーだ。テレビなどでは最近ROBO-ONEという、ロボット同士の格闘競技が写し出せれていたが、それは個人個人でロボットをコントロールしながら相手を倒していくものだ。だが、ロボサッカーは自律型ロボットであり、競技開始の合図とともに、それぞれのロボット達は事前にプログラムされた内容をこなし、ボールを自分で追いかけて相手のゴールを襲う。これは非常に見ごたえがあり、年々競技のレベルもアップしている。
この大会は世界大会もあるわけだが、金沢工業大学のロボサッカーチームは3年連続世界第2位を獲得し、名実共に世界トップレベルの実力を誇っている。そんな中先日夢考房を舞台として、ロボサッカーの春季大会が開催された。成績は第3位だったが、その大会のレベルの高さはまさに世界レベルだったようだ。今まではただ単にロボットはボールの色を識別し、ボールに襲い掛かり、ゴールまで一直線に駆け込むような言わば力任せ的なところがあったが、最近ではセットプレーやコーナーからの連係プレーといった、チーム同士での連係プレーが行われ、まさに自律型ロボットがお互いに協力し合ってのサッカー競技がロボット達によって繰り広げられている。これは正直凄いと思うし、将来(2050年)には、実際に人対ロボットでのサッカー競技を行うことを目指しているそうだ。ますます目が離せなくなりそうなこのロボサッカーだが、今後も学生達の活躍と、ロボット達のプレーに期待したい!
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