今年1月3日号の日経ビジネスにて金沢工業大学が約2ページにわたり取り上げられた。内容は、他の様々なメディアに取り上げられる度にこのブログで紹介してきた、金沢工業大学が力を入れる「教育改革」に関するものだ。
ほんの一部だが文章を抜粋して紹介しようと思う。
「入試の偏差値は早慶の理工系よりも20低く、40台。だが、2004年3月の卒業生の就職率は99.6%と国内大学の平均を6ポイント上回り、半数が官公庁か上場企業に入る。米有力誌[ニューズウィーク]で、日本で唯一[教育改革に成功した大学]として取り上げられたこともある。」(日経ビジネス2005年1月3日号)
金沢工業大学が目指す「教育付加価値日本一」がいかにも文面に表れている。昨日もここにて紹介したサンデー毎日の大学に関する調査を思い出して欲しい。そこでは入りやすいが評価できる大学の項目において金沢工業大学が1位の評価を得ている。いかに金沢工業大学が改革をうたっているのみではなく、実際に改革し、それが評価につながっているか、上に挙げた日経ビジネスやサンデー毎日の記事を含むその他の記事からうかがえる。
記事にはそのほか、任意参加として学生がチームをつくり創作に励む「夢考房」という工作場や、数学や物理等の個別指導を受けることができる「工学基礎教育センター」が細かに取り挙げられている。
金沢工業大学は自ら動く学生にはとことん面倒見がいいことも記事からうかがえる。
以上のように、「金沢工業大学」のことをどこかで目にしたり耳にしたことのある人であればすでにご存知であるような内容が改めて書かれている。
「金沢工業大学」という新しい意味でのブランドが創造されている。
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