知的創造システム専攻のある愛宕東洋ビルの1Fに先週途中より、写真にもあるが、クリスマスツリーが飾られた。さすがに土・日曜日は、点灯していないが、平日の時は、かなり目立っており、おそらく、本専攻の院生もホンの一瞬だけでも心癒されているのではないかと思う。
多くのビルで、クリスマスツリーが飾られるこの時期は、気分的にも、そろそろ「年末の忙しさ」に拍車がかかる頃と思う。本記事を書いている私も、「12月」という文字を見るたびに、今年まだ未解決の課題が頭にいろいろと浮かんできて、12月に必ず行わなければならない事で自然と頭が一杯になってくる。
講義についても、ほぼ残り3回程を残すものが多くなってきている。(台風等で休講になった科目もあるので、まちまちではある。) 講義によっては、これから、プラクティカム(課題)や定期試験が実施される科目もあり、大学院の方も徐々にラストスパートがかかってくる時期と考える。本大学では、院生が主体的になって、学んだ事をポートフォリオインテリジェンスとして、まとめて行くという重要な作業がある。また、教員においても、残り講義回数を見ながらではあるが、何を伝えることが出来たのか。最初の時点での目標との差異はどの程度あるのか。効果的だったと感じた点(そうでなかった点)など、考慮すべき事項があるのではないかと思っている。
私がこの後学期に担当した「アプリケーション開発特論」や「サイトデザイン特論」について少しだけ取り上げたい。これらの科目は、大人数の講義とはならなかった故に出来たことではあるが、ある程度、院生の意見を取り入れながら、毎回講義に臨んでいった。(そのため、途中で計画が変更されるなど、多少、院生に苦労をかけたこともあったと思う。)
世の中の情報(流行という面も含めて)と、院生に伝えなければならないことと、院生が知りたい内容について、これらのベクトルを調整することが出来たのかどうかを考えて、反省をしたいところである。また、反省なくしては、次につながるための成長もなくなるため重要と考えている。
上記の講義科目については、残りが2回であるが、ほぼプラクティカム実習と最終プレゼンテーションを残すだけとなった。こちらから「伝えなければならないこと」は、ほぼ終了していると思っているが、後はその結果が見えてくることになる。これは、院生にとっては大きな試練かもしれないが、教員である私にとっても当然のことながら後学期における重要な試練である。
コメントする