だいぶ寒くなってきた感じもするが、東京の冬は特に風が冷たいと聞いている。と言うのも、私自身は東京に出てきて始めての冬と言うこともあり、今からしっかりと冬支度をしておかないとといった感じだろうか。未だに実家から冬服を持って帰っていない自分だが、特に東京の冬をなめているわけではありません。
タイトルと全く違った話をしてしまったが、このポートフォリオの電子化というのは、まだまだ準備段階ではあるが、着実にその全貌が明らかになってきている。既に、知的創造システム専攻のパンフレット等を持っている方は知っているかもしれないが、この大学院ではポートフォリオと言うものを作成しすることが修了用件の一つとなっている。このポートフォリオだが、以前にもいろいろと話をしているが、1年間で身につけた自分自身の知識の蓄積と、この大学院が掲げる目標に対して、自分がどのように到達したのかを証明しなければならない。今まで評価が難しく、だが知識の修得の評価でとても大事なプロセスの部分を、このポートフォリオによって評価していく。
まだ1年目で、試行錯誤を繰り返している部分もあるが、院生の中にはポートフォリオ作りをやっているうちに、その価値やその重要性を実感したと言う方も多い。半信半疑な部分は隠せないだろうが、これは自分自身のためであり、自分が1年間どのように学び、そして目標を達成していったのかを表すものだ。
そして、現在そのポートフォリオの電子化計画が実行されようとしている。この大学院へ入学すると、院生個人個人にポータルサイトが与えられ、院生は自分のポータルからいろいろな情報を入手したり、履修申請などの作業を行ったりもする。もちろん成績参照や自分の時間割などの管理も全てこのポータルサイトで行うことが出来るようになっている。キャンパスからのお知らせや授業の宿題その他色々な情報もリアルタイムで更新され、ここの院生ならネットを通じでどこからでもアクセスが可能だ。このような便利なポータルサイトを使い、ポートフォリオの作成も出来るように現在システムの構築作業が進められている。このポートフォリオの電子化が実現すれば、仕事で忙しい院生の皆様には更に便利でどこからでも宿題のやり取りやデータの保管といったことが可能になる。しかも、先生方とのウェブログを使用した、意見交換などの場も設けられている。至れり尽くせりといった感じに思えるが、実際使用する先生や院生は、便利な分どこにも逃げ隠れが出来なくなる。
つい先日、ポートフォリオの電子化について話を聞きながら、デモンストレーションを見てきたが、この教育システムが完成されれば、また新しい教育の場が広がるような気がする。
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