昨日に引き続き、大学院選びの項目として時間割というものもあった。いわゆる、自分に適した時間帯に授業が受けられるといったものだ。知的創造システム専攻では、平日は夜6時45分から授業が始まり、最後の授業が終わるのが夜9時55分となっている。1科目90分授業で、平日は各コースそれぞれ2時限行われる。教室もそれにあわせ、各コース毎に教室が割り当てられている。
会社が終わって、院生の皆さんが集まってくるのは大体6時頃からだが、いつも授業前には皆さんパソコンを持ち出し、レポートを書いたり、プレゼンテーションの前には、事前に打ち合わせを行ったりと、授業前の時間というのも結構重要なようだ。
中にはいつもぎりぎりに教室へ駆け込んでいく姿もよく見かけるが、既に後期の授業も後半戦を向かえ、院生の皆さんは忙しい中でも頑張って勉学に励んでいる。やはり仕事を休まず勉強をすることは、かなり大きな意味を持っているようだが、それに加え本校では、e-learningシステムにより、どうしても授業に出られなかった時には、ビデオを見てそのときの授業を履修することが可能になっている。これも、忙しい社会人の院生にはかなり役立っている。
また、社会人ともなると時間的な負担はかなり大きなものがあるようだ。そんな中、この知的創造システム専攻では、1年間で卒業できるということもあり、1年間なら何とかなると思っている人達には、嬉しい事かもしれない。実際1年なら何とかなるかもって思っている人は結構多かったりする。
ただ、1年だから中身が薄いかと言えば、入って見ればわかることだが、そんなに楽ではない。実際現在在籍している院生の皆さんほとんどが、厳しい日程をこなしながら、毎日この虎ノ門キャンパスが閉まるまで勉強している。(半分職員の我々が院生の皆さんにお願いをして、教室を閉めさせてもらっている状況だ。)授業にしても、時間割通り授業が終わって直ぐに後か片付けができるかと言えば、そうではない、先生方への質問が続き、中には夜の10時半を過ぎる頃まで教室で話しこむこともしょっちゅうだ。
やはり院生のほとんどが社会人ということもあり、授業に対する目的意識がはっきりしている。またそれぞれの授業を担当する先生方はいわゆるその分野の専門家(プロフェショナル)であるため、このときばかりと皆さん質問をしまくっている。これは非常に良い事だし、先生方も院生達に刺激され、毎日の授業はとても盛り上がっている。
ここで言う時間割と言うものは、始まる時間は決まっているが、終わる時間は院生の皆さんしだいだ!
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