昨日も本Blogに書いたように、本日11月6日(土)午前10時から本学知的創造システム専攻虎ノ門キャンパスにおいて大学院説明会が開催された。 土曜日の朝にもかかわらず今日も大勢の方にお越しいただき、この2日間は大盛況に終わったと思います。
説明会が終わり、参加者がキャンパスを出る際、私は偶然にエレベーターで一人の参加者とご一緒した。 私は開口一番、「今日の説明会、特に模擬講義を受けられてどうでしたか?」と、漠然とした質問をした。 その参加者は、「とりあえずどんな感じかは分かりました。これからよく考えたいと思います。」と模擬講義を含める今回の大学院説明会に関する内容に対する回答でもなく、漠然とした感想を頂いた。 私はその瞬間、(相手にとって私の質問こそ掴みどころのないものだったかもしれませんが)どう対処すべきか考えたが、私は、その漠然とした回答が、その参加者の本当の気持ちを表しているのだと思った。さらに、その答えは実に適当な答えなのだとも思った。
昨日のpart1で触れたが、やはり参加者の方々は真剣そのもののはずである。 そう簡単には本大学院に入学するために自分への投資を考えるはずはないし、別に趣味でサークルに入る感覚で夜間大学院を選んでいるのではない。 実際、一回の説明会のみで相手にどれだけのインパクトを与えることができるのかを考えると、参加者に本大学院の印象を強く与えることの難しさを感じた。 そもそも大学院説明会は基本的にエンターテイメントではなく、参加者はいたって冷静でクールであることも感じた。
結局私は、その参加者の「とりあえずどんな感じかは分かりました。」という発言を一番にうれしく思うべきだと思う。 外から見ただけでは分かることのない部分を分かっていただいたはずと考える。
模擬講義のタイトルは未だ決定されてはいないが、12月3日(金)と4日(土)の両日にも同様の形式で大学院説明会を開催予定である。興味のある方は是非参加していただきたい。
コメントする