金沢工業大学主催のシンポジウム「戦う知財プロを育てる!」が10月25日の今日、東京都大手町にある日経ホールにて開催された。
特許庁長官の小川洋氏の基調講演に始まり、パネルディスカッションでは、本知的創造システム専攻の専任教授である加藤浩一郎先生の司会において、富士通株式会社経営執行役法務・知的財産権本部長の加藤幹之氏、森・濱田松本法律事務所弁護士であり、本知的創造システム専攻客員教授の末吉亙氏、そして独立行政法人工業所有権情報・研修館人材開発統括監の高倉成男氏による90分間にわたるディスカッションが繰り広げられた。
シンポジウムが始まっても、私は会場である日経ホール入り口において、来場者に対する受付をしていたが、急慮パネルディスカッション時にパワーポイントでのプレゼンテーションの操作を行う役割がまわってきたりと、突然の仕事が入ったが、そのおかげで会場内で繰り広げられていた講演やディスカッションを聞くことができた。 知財に関しては少々の知識しかない私ではあったが、話の中心は、今の日本には「本当の意味での知財プロ」が大量に必要という議論が行われていることは理解できた。
シンポジウムにエントリーして頂いた方々は約260名で、実際に来場したのは約200名であった。 ご来場頂いた方々には本知的創造システム専攻パンフレット、特許庁長官の小川氏の配布資料を含むパネリストの3名のプレゼンテーション配布資料等も配られた。参加者にとって有意義なシンポジウムが開催できたことに、事務局として準備を行ってきた私自身も肩をなでおろしている。
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