院生の声(Part3)

voice.gif 本大学院創造的ITプロフェショナルコースに入学して、1年という短い学生生活の半分以上がすでに経過した。

平日3日と土曜の計4日私は大学院に通っている訳だが、仕事をしながら18時45分に始まる講義に毎回出席できるのか? それより何よりITコースに入学したものの、IT関係の仕事に携わっているわけでもない自分に、果たして講義についていけるのかといった不安がよぎり、授業料を払い込む直前まで入学を迷っていたのが、今では懐かしい。

多忙を極めながらも講義には何とか参加し、少しでも何かを吸収し職場や将来に活かそうと、皆必死で講義を受けている院生達ばかりである。そのため必然的に先生方に対する質問や指摘というのは鋭く時には厳しいものもあり、それに対応している教職員の方は、相当なエネルギーを費やしていると思われる。ただ院生にとって少しでもプラスになるよう柔軟に講義内容を変更して下さったり、下準備を入念に行った上で講義に臨んでいただいていることなど、院生以上に苦労しているであろう先生方には、いつも感謝の思いで一杯である。 

多いときには4つも5つも課題やグループワークを抱え、日曜日や寝る間を惜しんだりし、時間をフル活用して取り組む日々が続いている。そんな中でも自主的に院生同士で勉強会を実施したり、グループワークでの研究発表のため、夜遅くまで議論を交わしたりなど、1年間という短い期間ではあるものの、多くの仲間達と刺激し合いながら様々な知識を吸収していることは、長い人生の中でそうそうあることではない。決して安い学費ではなかったが、お金には変えられない人との出会いや、高いレベルでの専門知識を吸収できていることを思うと、迷った末ではあるが本大学院への入学は人生における最良の選択であったと思う。

後期に入り、仕事との両立が厳しくなってきた院生も多く、私自身も今後仕事において時間的制約が多く出てくるのは確実となっている。そうは言っても残り半分となってしまった大学院生活である。悔いの無いよう精一杯、研究に講義に取り組んでいきたい。

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コメント(1)

確かに、先生方と院生の皆さんとのやりとりを見ていると、やはり話の内容が非常に濃い(職場での実際の話など)と思います。更にここで勉強している皆さんに、価値のある教育を提供するために、先生方も、院生の皆さんに耳を傾け、中には、授業の始まる前に、実際に知りたいことや、勉強したいことなどのアンケートを取って、授業に望んでいる先生もいます。
このような大学院の中で、院生の皆さんには是非、厳しい一年を乗り越え、全てを吸収して行ってもらいたいです。
これからも頑張って下さい!

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