決戦は水曜日 in 虎ノ門キャンパス(本番編)

image-pres1.jpgいよいよ本番の日がやってきた。昨日に引き続き、同じメンバーの方々を追跡取材することにした。授業が始まる2時間ほど前からメンバーが集まり、最終打ち合わせを行っていた。緊張しているようにも見えたが、一人一人が自分の持ち場を確認しあい、本番までの時間をフルに使って話し合っていた。

image-pres2.jpgさあ6時45分になり、先生が採点シートを配り始め、今日のプレゼンテーションについての話を始めた。グループの発表順番は既に決められている。昨日取材したグループはなんと一番最初だ。先生から、「それでは最初のグループは準備を始めてください」という言葉を聞き、少し緊張がはしった。だが、ここまでくればもうやるしかない。プレゼンテーション用のパワーポイントを広げ、いよいよ発表開始だ。

image-pres3.jpgちょっと緊張気味のようにも思えた出だしだったが、多くの情報を的確に、しかも限られた時間の中で話すことはなかなか難しい、だがなんなく2番手の人にバトンタッチし、そのままちょっと時間延長したものの、相手に伝えたい情報は全て言い尽くしたといった感じだった。昨日も話たが、このメンバーは会社の概要も細かく分析するだけではなく、会社の組織構成や経営方針といったマネジメント、そしてIT関連では、IT活用法によりどのように需要を伸ばして行っているかなどのデータなども分析し、最後は消費者へのアンケートも行い、今後の対策までもしっかりと発表していた。これはまさに、ビジネスコンサルティングそのものであり、一つ一つの分析データは、その会社にとってもかなり価値のあるものではないかと思った。

image-pres5.jpgプレゼンテーションが終わった後、先生方に話を聞くと、まず最初に言われたことが、「面白かった!」という言葉だった。その言葉通り、各グループそれぞれの分析の仕方が多種多様で、しかもこの知的創造システム専攻には3っつのプロフェショナルコースがあるが、各コースの院生でもそれぞれの特性を生かした分析の仕方があり、とても聞いていて面白かったといった言葉が聞かれた。今回のグループは、知的財産プロフェショナルコースの皆さんの発表だったが、中には、会社の商標などの分析を行い、そのことについて発表したグループもあったという。この3っつのプロフェショナルコースが混ざってプレゼンテーションをしたらいったいどんなことになるんだろうか、ちょっと気になってみた。

image-pres6.jpg今回は、二日間にわたって協力してもらった(半分無理やり)グループの皆さんに感謝している。本人たちは、プレゼンテーションが終わると、やはりほっとした表情で席へと戻って行った。おそらく今後もまたプレゼンテーションはあるだろうけど、きっとまた「面白い!」と言われる、中身の濃いプレゼンテーションが行われて行くことだろう。最後に、先生から一言、「これだけ多くのグループにいろいろな角度からその会社の分析をして、今回のプレゼンテーションを一つの報告書にまとめると、それだけで立派なものが出来上がる」と言っていた。院生の皆様本当にご苦労様でした。そして、これからの残り数ヶ月をまた頑張って乗り切ってください。

(2日間に続いた「決戦は水曜日 in 虎ノ門キャンパス」でご協力いただいた院生の皆様、そして、授業担当の上村先生松山先生有難う御座いました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。)

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