私が当大学院に入学して早くも6ヶ月が過ぎようとしている。
当初、文系の自分が工業大学大学院に通うなどという無謀なことが許されるのかと、やたらに不安だったのを覚えている。そんな自分がなんとか授業を受け続け、前期も単位を取得できているのは、周囲の人達の暖かいご支援によるものと日々感謝している。
院生どうしは一緒に授業を受けるだけに、すぐに打ち解けることができた。やはり、仕事をかかえながらも社会人大学院で勉強しようと考えるだけあって、知識吸収とネットワークづくりに皆さん前向きである。会社を離れた場所で、このような高い意欲を持った人達と知り合えただけでも充分に価値があると思っている。仕事とは無関係の70人の仲間を、すぐに数え上げられる人はあまり多くないのではないだろうか。
また、大学院生活で非常に印象的なのは、教職員の方々ととても距離が近いということである。先生方も職員の方々もとても気さくに接していただき、充実した学生生活を送ることができている。
授業の内容やさまざまな課題は厳しいものがあるが、「学校に来るとホッとする」と言う人もいるくらいである。なにより、まだ設立されたばかりの大学院をより良くしていこうという方向に全員が向いているのが素晴らしいと思う。自分も1年目だが、大学院もまだ1年目、いろいろな人の支えを受けながら清く正しく育っていきたいものである。
私はここの事務で働き始めてまだ数ヶ月ですが、院生の皆さんは毎日本当に遅くまで勉強して、大変だと思います。でも、ここでのメッセージを聞くと確かに、新しい知識を得ようとする皆さんの姿勢には驚かされます。授業が終わるのがいつも夜の10時過ぎ、それなのに皆さん帰ろうともせず、先生と話し込んだり、グループで討議を始めたりと、本当にびっくりです。たまに、後片付けに時間がかかり、終電に乗り遅れそうになったこともあります。(皆さん11時前には帰りましょう)
だけど、皆さん本当に仲良く、まだ一年もたっていないのに、前々から知っていたような雰囲気です。そんな中で自分も仕事が出来て幸せです。これからも皆さんと一緒にこの大学院を成長させていければ幸いです!皆さん張り切って行きましょう!