『2004年9月』アーカイブ

monogatari-image.jpg地元金沢のテレビ局が毎週木曜日に放送している番組に「物語の始まりへ!」という番組がある、これは金沢工業大学に通う学生達の日々の取り組みを紹介している番組で、今回は夢考房プロジェクトの一つである、ソーラーボートプロジェクトに参加している学生を取り上げている。

見始めたら結構ハマル番組だ。東京でも見られれば良かったが、自分的にはプロジェクトX的な感じでとても気に入っている、若い学生達がグループで悩みそして一つの目標に向けて取り組む姿はまさに学生版プロジェクトXだ!

これをみていると、何気ない学生生活の中にも沢山の人間ドラマがあることがこの番組を見ていてあらためて感じた。プロジェクトXファンには(私も含めて)是非この番組を見てみてほしい。現在は、金沢工業大学ホームページより見ることが出来るようになっている!

興味のある方はここをクリック

image0929.jpg今日は台風の影響で夜から激しい雨が降り続いていたが、授業の始まる6時45分前には続々と院生の皆さんが虎ノ門キャンパスへとやってきた。今日の授業はe-Business 特論とビジネス開発特論だ。e-Business特論では、院生の皆さんがプレゼンテーションをやっていた。以前授業の一環で訪問した会社について、グループごとにプレゼンテーションをやっているようだ。時折笑い声なども聞こえてきたが、授業の中には、ただ単にプレゼンを行うだけではなく、お互いに競い合う、いわゆるコンペティションを行っている。優秀なグループには商品も出たりする。

これはなかなか面白いアイディアだが、このようにお互いが競い合い、またアイディアを出し合って行くことで、自分自身の視野も広がるが、同時にお互いの輪も広がって行く。一年間の短い時間だが、ここにいる院生たちは確実に人の輪を広げている。

それもやはりこのプレゼンテーションが大きな意味をなしているような気もする。
あとクラスで何回プレゼンが行われるのだろうか、得意な人もいれば苦手な人もいるはず、だが今日もクラスには絶妙のコンビで、見ている人達を魅了するグループが沢山いたように思える。

次回は是非自分もクラスに混ざって見てみたい。

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今日も6時頃から仕事を終えた院生の皆さんがぞくぞくと虎ノ門キャンパスへやってきた。さっそうとパソコンを持ち出し、カチカチとページをクリックしている音が聞こえてくる。ここへ来てまず確認することは、院生の皆さんにいつも大事な情報を送っているポータルサイトの確認だ。常に事務からや先生方からのお知らせや、講義に関する情報などが載せてある。

ここでは院生一人一人にパソコンを貸し出しており、キャンパス内には情報コンセントが全ての教室に完備され、どこでもネットが見られるようになっている。このポータルサイトは言わば、虎ノ門キャンパスが発信する電子掲示板のようなものだ。単位の履修から、時間割、その他あらゆる情報が満載だ。ここを見れば、とりあえず今何が必要か、何をしなければいけないのかがわかる。

いろいろな授業においても、パソコンを利用する頻度は高いが、そのつどこのポータルサイトからデータを取り出したり、いろいろな活用がされている。さあ今日も授業前のチェックを済ませ、これからまた先生との講義バトルが始まる!

voice.gif私が当大学院に入学して早くも6ヶ月が過ぎようとしている。

当初、文系の自分が工業大学大学院に通うなどという無謀なことが許されるのかと、やたらに不安だったのを覚えている。そんな自分がなんとか授業を受け続け、前期も単位を取得できているのは、周囲の人達の暖かいご支援によるものと日々感謝している。

院生どうしは一緒に授業を受けるだけに、すぐに打ち解けることができた。やはり、仕事をかかえながらも社会人大学院で勉強しようと考えるだけあって、知識吸収とネットワークづくりに皆さん前向きである。会社を離れた場所で、このような高い意欲を持った人達と知り合えただけでも充分に価値があると思っている。仕事とは無関係の70人の仲間を、すぐに数え上げられる人はあまり多くないのではないだろうか。

また、大学院生活で非常に印象的なのは、教職員の方々ととても距離が近いということである。先生方も職員の方々もとても気さくに接していただき、充実した学生生活を送ることができている。

授業の内容やさまざまな課題は厳しいものがあるが、「学校に来るとホッとする」と言う人もいるくらいである。なにより、まだ設立されたばかりの大学院をより良くしていこうという方向に全員が向いているのが素晴らしいと思う。自分も1年目だが、大学院もまだ1年目、いろいろな人の支えを受けながら清く正しく育っていきたいものである。

lab.jpg日曜日であるが,通常平日に勤務がある社会人にとっては,研究や講義課題を行う重要な時間である.毎週日曜日にはこのような風景が見られることが多い.(当然,事前に教職員の許可を得て,教職員も出てきたりするのだが)

今日は,どうやら先日のe-Business特論の課題をグループで行っている様子であり,各々大学から一年間貸し出されているノートパソコンを用いて,インターネットや雑誌等の調査を行いつつ,発見したことを連絡しあいながら,資料作成をしている様子に見える.(私は仲間外れなので,詳しくはわからないのが残念ですが)

このように多忙な社会人が通う一年制大学院は時間をうまく使いこなす必要もあるのだろうが,会社や家族の協力も必要でもあると思われる.しかしながら,いつも彼(彼女)らには,そのような悲壮感は無く,いつも真剣に且つ楽しそうに,本大学院での様々な講義・研究・課題・グループワークを行っている.(注: 「写真撮らせてください.」と声を事前にかけたため,普通に端末に向かっている画面になってしまいました.)

4月に始まり,駆け足で半年が経とうとしているが,彼(彼女)らは,間違いなく,大いなるポテンシャルを持ち続け,確実なる成長を果たしていることが理解できる.

e-Business特論日経IT Proの記事より,金沢工大知的創造システム専攻にて,必須科目のe-Business特論の客員教授でもある上村孝樹先生の記事があった.

題して,グループウエア活用の4つの効果とはである.

90年代以降,大手企業においてグループウェアが導入され,IT活用によるコミュニケーションの革命が進んだが,21世紀を勝ち抜くためには,中堅中小企業もグループウェアを導入することで,コミュニケーション革新によるビジネスのスピードアップ・生産性向上・経営品質を高める必要があると書かれている.

本記事はこれらの必要性をわかりやすく解説したものであり,ITを活用方法のひとつであるグループウェアの重要性を説いたものでもある.

本学においても現在進行中の必須科目であるe-Business特論において,上村先生による講義が行われている.すなわち,前述したグループウェア等をはじめとした多くの実践例や具体的なIT活用方法についても,説明されている講義が金沢工業大学虎ノ門キャンパスにはあります.

ポートフォリオ・・・あまり馴染みのない名前だが、これがこの大学院独自の教育システムの一つだ。ポートフォリオとは、いわゆる書類の保管場所といった感じで、大事なものを入れておくファイルのようなものだ。この大学院では、ポートフォリオインテリジェンスという独自の教育システムに基づいて、院生の皆さんは個人個人のポートフォリオを作成しなければならない。

論文だけで終わっていた今までの大学院とは違って、ここでは研究もあるが、それに加え、日頃の授業で得た知識を、ただ単に溜め込んでいくだけではなく、それらを知恵に変えていくためには、自分自身でその知識の使い道を明確に示し、更に相手にしっかりと伝えることが出来て初めてその知識をマスターしたことになるとここでは考えている。その知識をマスターしたという証拠としてこのポートフォリオがある。

一年間という短い時間の中で、院生一人一人により実りのある教育を提供していくためには、このポートフォリオインテリジェンスは欠かせないものだと思う。実際やってみないとわからない部分は多いし、日本の大学院の中でもこのポートフォリオを教育に取り組んでいるのはおそらくここだけだと思う。だが、今いる一期生の皆様には、個人の集大成となるこのポートフォリオ作りに是非とも頑張ってもらいたい! 

これから是非この大学院で学ぶ院生の皆様の授業風景などもブログに書いていこうと思う。実際自分が授業に出ているわけではないが、院生の方々からいろいろな話を聞いているととても興味深い。今回は、プレゼンテーションをやっていたのでちょっと見てみたら、自分が今現在考えている(死ぬまでにやりたい)ビジネスモデルについてのプレゼンだった。皆さんそれぞれ面白いビジネスのアイディアを持っており、中には既にいろんな調査なども行っている、現実性の非常に高いものまでたくさんあった。自分もついつい目を奪われてしまったが、このような情報交換の場をクラスの授業の中で持てるのはとても面白いと思う。まあもちろん院生の中には、ビジネスモデルの目玉となる部分はあえて”秘密!”と言っている方もいたが、それはそれでクラスの中では盛んに話し合いが行われていた。この大学院では、実践的な教育がメインとなっており、特にプレゼンテーション等の個人での発表や、グループでのディスカッションなどが多い。やはり対象が大人の方々でもあり、魅力のある授業を展開するには、授業の中でのこのような情報交換や発表の場を多くもうけることが大切なのかもしれない。毎日教室からは、院生達の真剣な声や、時には笑い声が沢山聞こえてくる。

東京虎ノ門キャンパス開設1周年記念シンポジウムがいよいよ来月10月25日(月)午後1時から開催されることになった。今回のテーマは「戦う知財プロを育てる!」、基調講演には特許庁長官を始め、パネリストにも富士通知的財産権本部長や、法律事務所より、現役の弁護士の方々まで、今回はまたいろいろな方面から著名な方々をお呼びしており、今回は更に幅広いお話が聞けるのではないだろうか。

企業の知財部で働いている方々にはもちろんの事、現在知的財産という分野に興味のある皆様には是非ともこの開場に足を運んでほしい。無論参加費無料で、こんなチャンスはめったに来ないと思う。

定員が300名と決められているため、早めにお申込をされることをお勧めする。
応募方法は次の通り:

1)金沢工業大学大学院ホームページからエントリー

2)FAX:03-5777-2226
 名前(フリガナ)
 勤務先
 住所
 電話番号・FAX番号を記入の上エントリー

3)フリーダイヤル:0120-757-242にお電話でエントリー

この機会を是非お見逃しなく!

本日9月18日、ここ東京虎ノ門キャンパスにて、来年度入学を目指す希望者に対する入試相談会が開催された。2時間以上にもわたる相談会だったが、参加した方々は熱心に先生方の話を聞き、いろいろな質問をされていた。特に、この入試相談会では、全体説明の後に個別の相談会もあり、先生方と一対一で細かな相談やコースの内容などを聞いていた。各コースが持つ魅力を存分に理解していただけただろうか。

社会人試験、並びに一般試験の前期願書受付期間は9月24日(金)までとなっている。

皆様からの出願をお待ちしております!

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