10月も本日で終わりとなり、いよいよ今年も残り2か月となりました。授業もすでに後学期の折り返しに差し掛かっておりますが、年末に向けてもまたいろいろなイベントも控えておりますので、本日は11月17日に行われる「ルネッサンス・ジェネレーション」をご紹介します。
このルネッサンス・ジェネレーションは1997年から始まり、タナカノリユキ、下條信輔両氏を監修に迎えてアートからサイエンスまで既成のカテゴリーやジャンルでは括りきれない次世代型クリエイターたちの新しい動きをサポートし、それに相応しいスタイルで提示できるショウイングを目指して毎年開催してまいりました。
今回のテーマは「情動」―欲望・操作・自由―というテーマの中、精神分析、神経科学からのゲストと共に、ニューロマーケティングや哲学思想の専門家インタビューやパーフォーマンス映像などを交えながら、情動の回路とネットワークが近未来に意味するところを縦横に論じたいと思います。
毎年多くの方々のご参加をいただいておりますので、ご興味のある方は、今すぐお申し込みください。
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そして、10月15日(月)には、冨山客員教授による「経営における組織・人間力」と題して、産業再生機構での体験談や、企業統治の本質、マネジメントリーダーシップの本質、そしてマネジメントエリートとは何かについて、非常に説得力のある講義が展開され、当日参加された方々からは、今自分の置かれている立場から、今後何をしていかなければいけないかについてのヒントをもらったといった意見や、社会人大学院の実践的授業により魅力を感じたといった意見を多数いただいた。
また、19日(金)には、バパット・ヴィニット客員教授による「米国特許特論」の授業見学が行われ、こちらも非常に実践的な講義が展開される中、当日来られた方々からは、バパット教授による詳細に渡る講義説明や、実践的授業の中でも、一つ一つ分かりやすく解説していただく講義スタイルが良かったといった声が多かった。また、既に知財業界にて活躍されていて、本大学院に入学される方も多いが、講義内容は多少レベルが高く、知財について初めて触れる方々には少々難しかったかもしれない。クレーム処理や、米国特許出願についてなど、国をまたいで行われる特許に関する講義は、来ていた方々には非常に刺激的だったようだ。
昨日はオープンキャンパスの一環として、19:00から説明会があり、その後20:30からは、実際の授業に参加していただき、社会人大学院とはどのようなことをやっているのかを体験していただいた。
また、受講生からもただ目立つCMを作っているのではなく、そこには様々な学問的領域が数多く含まれていることが分かった野ではないだろうか。また受講生からの声には、日ごろこういった業界の方々に直接話を聞けるチャンスもなく、大変有意義だったといった声や、今後のこういったCMのコンテンツというものは、まさに無形の財産であり、クリエーターの立場からもしっかりとビジネスセンスを磨く必要性を感じさせられるそんな講義だったとの意見もあった。
チェンジマネジメントにおいて、業務やITの変革は重要な要素であり、それによって業務を変えよう/社会を変えようという気付きにつながるといった話や、具体的例示として、自身の会社の取り組みなども紹介いただき、また最近の動向やまた、一番知りたい「業務・ITの変革」を進めるにあたって問題や課題の特定、あるべき姿の定義、そしてそれらをどのように進めていくかについて、様々な事例を通して説明をいただいた。
知的財産分野には様々なものが存在するが、デジタルコンテンツにかんしては今後益々注目を集める分野であることは間違いない。とくにコンテンツ(たとえば、映画、音楽、ゲーム、キャラクターなど)ビジネスは 21世紀の主要産業の一つになるといわれているが、この動向に大きな影響を与えているのがコンテンツのデジタル化という波である。本専攻にある「デジタルコンテンツマネジメント特論」では、コンテンツビジネスの各業界における主要な要素(インフラ、ビジネスモデル、プロジェクトマネジメント、資金調達、法務など)について、業界関係者を適宜招いて基本的事項および最先端の状況を把握しつつ、コンテンツマネジメントの本質を理解するものとして、数多くのゲスト講師をお招きして講義を行っている。
特に今後10年の間に必要とされる競争戦略としては、既に日本の電機・半導体メーカーの事業部統合や外部からの資源の活用などを視野に入れて動き出しているが、この先も日本のメーカーが競合に打ち勝つためには、やはり自身の市場把握と今後の収益性確保のための具体的な方向性を見出す必要があるように思えた。程氏からも、10年後に向けて日本半導体メーカーが10年スパンで狙うべき市場は“異・新市場”と“多ニッチ市場”ではないかとの話があった。
非常に多岐に渡る経歴の持ち主でもある、北谷先生だが、ご本人が教えているメディアマネジメント学は、一見日本でも行われているメディア情報などと思ってしまうかも知れないが、全く異なったものであり、これまで各業界において様々な仕事を通じて得た体験や経験から、今後のメディアを扱う人材育成に非常に力を注がれており、今でも日本にいながら、遠隔での海外との授業を欠かさず行っている。
授業はビジネスアーキテクトコースの「企業戦略特論(応用編)」で、この授業では様々な企業の第一線で活躍されている方々をゲストとしてお招きし、日ごろ伺うことが出来ない企業戦略の立て方や、実際の成功例・失敗例などを具体的にお話いただき、非常に院生にとっては刺激的な講義内容となっている。