『2011年1月』アーカイブ

2011年、いよいよデジタルTV放送への完全移行が行われる年を迎えましたが、昨今、映画業界においてもデジタルシネマ化が急速に進んでおり、広告業界でもデジタルサイネッジが公共交通機関や店舗内外など、私達の身近な生活環境に浸透しつつあります。

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こうした社会的背景を踏まえ、K.I.T.虎ノ門大学院では欧州のデジタルシネマ、デジタルサイネッジの現状と新たな世界市場開拓戦略について、Arts Alliance創業者&CEOのトーマス・ホ-グ氏をお招きし、グローバルな視点からご講演頂くシンポジウム開催しました。

知的創造システム専攻・4期では、金曜日夜に「知的財産管理・戦略特論2」を開講しています。

まもなく1年のカリキュラムを終える院生さんたちが、これまで学習してきたことを日々の業務に活かすために用意されたこの授業。担当するのは5名の客員教授で、全員が日本を代表する大手企業で知財部門のトップを現在務めておられる、もしくは過去に務められた方々ばかりです。

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左から順番に、加藤泰助先生(東芝)、江崎正啓先生(トヨタ)、田端泰広先生(リコー)、井桁貞一先生(富士通)、山田和見先生(旭化成)、にご参加頂きました。

これらの企業はいずれも日本を代表するメーカーであると同時に知財先進企業でもあります。また、自動車、化学、IT、電機と業種が異なる上に、事業戦略や組織形態も当然違いますので、様々な視点から貴重なお話を聞くことができました。

知的財産戦略が企業価値や業績に莫大な影響を与えうる。そんな現場で数々の修羅場(訴訟など)を経験した5人の客員教授陣から「生々しい」事例を聞ける。このような授業を受けられるのはK.I.T.虎ノ門大学院だけだと思います。

新年明けましておめでとうございます!虎ノ門キャンパスでは1月5日から、2011年の授業がスタートしています。今回レポートするのは知的創造システム専攻・4期の木曜日・6限(20:30~22:00)に開講している「著作権法応用特論」です。

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この授業は、著作権法に関するこれまでの学習(「著作権法特論I」「著作権法特論II」)の総仕上げ。著作権法の重要判例を素材に、著作権をめぐる最先端の議論について検討します。情報化社会の急速な進展に伴う、最新の事案についても積極的に取り上げます。

授業を担当するのは市村直也教授。早稲田大学法学部卒業後、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)にて著作権業務に携わり、その後弁護士・弁理士登録。著作物データの違法共有で社会問題となったファイル交換ソフトに対する訴訟など、著作権に関する数多くの訴訟を最前線で担当しておられます。

著作権という重要テーマについての指導体制を強化するため、市村先生には今年度より専任教授としてK.I.T.虎ノ門大学院により深くかかわって頂いています

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