『2008年1月』アーカイブ

blog080130.jpgKIT虎ノ門サロンも第20回目を迎え、毎回さまざまな専門家や各企業のリーダーをお呼びして、毎回参加者からは好評を得ているが、今回は株式会社NTTデータ e-コミュニティ推進事業部 営業統括部長である唐木重典氏をお迎えして、「NTTデータのテーマと戦略 ~事業環境と今後の取り組み~」と題して、公演いただいた。
NTTデータの主な沿革から国内におけるITサービス産業の推移、それに伴う事業環境やNTTデータの強みなど、非常に幅広くかつ戦略的な取り組み内容についてデータ資料に基づき話を伺った。各企業との比較分析や、NTTデータが力を入れているセグメントなどは、やはり狙いどころを的確に把握し、中・長期経営の施策を打ち出し、具体的な現在の取組内容なども紹介いただいたが、自身の企業が持つ特徴を把握し、ビジネスの最適化を確実に行っているところは、さすがであると思った。
資料の中身をお見せすることが出来ないが、IT企業のこれまでの流れや、今後の課題などについても、さまざまな視点からお話しいただき、参加者も大変有益なお話が聞けたのではないだろうか。

このKIT虎ノ門サロンでは、修了生や在校生を対象として、毎回様々な業界から著名な講師をお呼びして座談会を行っている。なかなか企業に勤めている方々には、人脈を広げるきっかけや、また新鮮な情報や刺激を受ける機会が少ないといった方もいるのではないだろうか。虎ノ門では、修了後も継続して自身の人間力を高めるためのイベントなどを設け、生涯学習にも力を入れている。

blog080118-2.jpg昨日後期の授業を担当いただいた客員教員の皆様との懇親会が虎ノ門パストラルにて開催された。

現在東京虎ノ門では知的創造システム専攻と、高信頼ものづくり専攻の2専攻があり、両方を合わせると100名を超える客員教員の先生方を招聘し、授業が行われている。それぞれの授業が専門的でありまた実践的であるため、現在第一線で活躍されている方々を教員としてお招きし、平日は18:45~22:00まで授業が行われ、土曜日は朝から晩まで授業が行われている。一つの授業に数名の教員がチームを組んで担当するケースもあり、15コマある授業はあっという間に進んでいく。

国際戦略デザイン研究所が提供する、MOT・MBAランキングで金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻(東京・虎ノ門校)が第3位に急浮上しました。昨年度は8位にランキングされましたが、今回は大幅にランキングが上がり東京地区では一橋大学についで第2位となりました。また、MOTのみのランキングでは私立大学としてはトップとなりました。

本専攻では、ビジネスアーキテクトコース知的財産プロフェショナルコースの2コースを設けて(平成20年現在 *ITアーキテクトコースは両専攻共通の基盤科目群として新たに編成されました)、知的創造社会で活躍する人材の育成を目的として平成16年より社会人対象の1年制大学院としてスタートしました。来年で5周年を迎えますが、いわゆる経営管理、知財管理、そして現代には欠かせないIT領域を融合的に学べる新しい大学院として、今も多種多様な業界の方々が虎ノ門キャンパスで勉強しております。

MOTへのランキングもさることながら、ビジネスアーキテクトコースではいわゆるMBAの領域も網羅しており、実務実践をキーワードに、70名を超えるビジネスの第一線で活躍している方々を教員として招聘し、充実したカリキュラムを取りそろえているのも特徴です。

知的財産プロフェショナルコースにおいても、知財のみならず、知財を経営に生かす手法や、ITに強い弁理士を目指す方々などが入学されており、現役の弁理士の方もさらに実務知識を習得するために入学されているのも特徴です。

国際戦略デザイン研究所の提供するMOT/MBAランキングはこちらをご覧ください

皆様新年明けましておめでとうございます。虎ノ門キャンパスも今週月曜日より通常通り業務を開始しまして、早速院生の方々も今年度修了に向けて頑張っております。既に授業は終了しておりますが、2月に予定しております公聴会へ向けて現在研究論文の指導を受けつつ、個人個人のポートフォリオ作成に向けて本日も各教室でパソコンを開きながら、ポートフォリオの作成を行っております。

さて、表題にもありますように、この度3名の修了生が特許庁の任期付審査官への試験に見事合格しました!これで3年連続で本専攻の修了生が任期付審査官試験に合格し特許庁で職務に就いていることになります。

知的創造システム専攻の知的財産プロフェショナルコースでは、既に特許庁を含め、各弁理士事務所、企業の知財部等で活躍しており、また弁理士試験にチャレンジする方も多く、来年度においては弁理士試験への対応科目を含め、大幅にカリキュラムが追加される予定です。

知的財産プロフェショナルコースの科目概要についてはこちらをご覧ください。

また、知財だけを知っていてもそれらを経営に生かさなければこれからの事業は成り立ちません。本専攻のビジネスアーキテクトコースでは、実務実践を重視するビジネスコースであり、講師にはビジネスの第一線で活躍中の講師陣が名を連ねており、知財やビジネス、ITを総合的かつ集中的に学べる場になっています。

ビジネスアーキテクトコースの概要についてはこちらをご覧ください。

そんな知的創造システム専攻を巣立っていった修了生の方々は、着実にそのキャリアアップを達成し、各現場においてその成果を発揮しております。

修了生の皆様の今後益々のご活躍を期待するとともに、今年も皆様にとりまして良い年になりますよう祈っております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
東京虎ノ門事務室一同

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