KIT虎ノ門サロンも第20回目を迎え、毎回さまざまな専門家や各企業のリーダーをお呼びして、毎回参加者からは好評を得ているが、今回は株式会社NTTデータ e-コミュニティ推進事業部 営業統括部長である唐木重典氏をお迎えして、「NTTデータのテーマと戦略 ~事業環境と今後の取り組み~」と題して、公演いただいた。
NTTデータの主な沿革から国内におけるITサービス産業の推移、それに伴う事業環境やNTTデータの強みなど、非常に幅広くかつ戦略的な取り組み内容についてデータ資料に基づき話を伺った。各企業との比較分析や、NTTデータが力を入れているセグメントなどは、やはり狙いどころを的確に把握し、中・長期経営の施策を打ち出し、具体的な現在の取組内容なども紹介いただいたが、自身の企業が持つ特徴を把握し、ビジネスの最適化を確実に行っているところは、さすがであると思った。
資料の中身をお見せすることが出来ないが、IT企業のこれまでの流れや、今後の課題などについても、さまざまな視点からお話しいただき、参加者も大変有益なお話が聞けたのではないだろうか。
このKIT虎ノ門サロンでは、修了生や在校生を対象として、毎回様々な業界から著名な講師をお呼びして座談会を行っている。なかなか企業に勤めている方々には、人脈を広げるきっかけや、また新鮮な情報や刺激を受ける機会が少ないといった方もいるのではないだろうか。虎ノ門では、修了後も継続して自身の人間力を高めるためのイベントなどを設け、生涯学習にも力を入れている。