本日は朝11時より、東京虎ノ門キャンパス12階において、平成19年度 金沢工業大学大学院 知的創造システム専攻 前期学位授与式が行われた。この度は6名の方々が無事修了することとなった。本専攻の院生には1年間での修学を目指す方々が多いが、中には1年半や2年計画での履修を考えて入学される方もおり様々ではあるが、今回修了される皆様も、今後益々のご活躍を期待したい。
今日の修了式では、朝少し緊張した面持ちで修了者の皆様がキャンパスへ来られたが、式が始まると、本学石川学長より一人ずつ学位記が手渡され、
その後の学長挨拶では祝意とともに餞の言葉として「明治・大正・昭和において活躍した陽明学者安岡正篤(やすおか まさひろ)が遺した「六中感(りくちゅうかん)」を引き合いに、平生の心構えの持ち方と厳しい知的な競争環境にあっても常に「知的創造システム専攻」で培われた知識を武器として最大の努力をされ、自らが目指す分野において目的・目標を達成され飛躍をされたい」との言葉があった。
今回の修了生6名を含めて、虎ノ門キャンパスでは合計178名の修士を出すこととなった。今後も益々修了生の輪が広まっていくとともに、本日修了された6名の方々に改めて「おめでとう、お疲れ様でした」と言いたい。
9月15日(土)と9月22日(土)の2回に渡って、先日ビジネスアーキテクトコースの専修科目指導の一環として、10月1日より本専攻の客員准教授として授業を担当いただく、中村潤氏(べリングポイント株式会社 ディレクター)によるセミナー「ロジカルシンキング」が行われた。
昨夜、1期生の清水克則(シミズヨシノリ)さんが、久しぶりにキャンパスを訪ねてくださいました。三菱電機知的財産渉外部に勤務されておられた清水さんですが、10月から英国ロンドン勤務となる為に、赴任の前に懐かしいキャンパスにご挨拶に来られました。
公募内容は以下の通りです。
左の写真は「知財ゲーム」をグループに分かれて行っている風景です。「知財ゲーム」は市販されているゲームではなく、一部の会社が独自に開発した教育用のゲームだが、これがとても良くできていて、ゲームを通しながら、知財の勉強がどんどん頭に入ってくる非常に効果的なゲームだ。初めにゲームの説明があるが、説明を聞いているとただのゲームではないことが良く分かる。なぜなら特許を勝ち取るための施策や、また特許を守るための戦略を立て、それぞれの持ち金を増やさなければならず、自分自身の会社の具体的知的財産マネジメントをそのままゲームの中で実行できる仕組みとなっているところは、これはゲームを超えた難しさと面白さがあると思った。