本日は、第3期修了生の李必連さんよりいただきましたメッセージをお送りします。
以下李さんからのメッセージです。
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6月も最終週に入り、各授業ではたくさんの課題やグループワークが盛んに行われているようです。そんな中、3期修了生である私がチューターとして参加しているデジタル著作権特論では、毎年恒例の判例研究の研究発表が行われました。
前半の講義部分ではやさしい市村先生ですが、後半に入って判例研究が始まるときには厳しい一面が伺えます。
判例をどっさり読んでグループ研究をするということは、時間を惜しんで大学院に来られている院生にとっては、厳しいことかもしれません。グループで行う以上、個人での発表以上にこれは自主性が非常に問われることだと思います。
特に今まで「判例」なんて見も聞きもしてこなかった受講生が、初めて挑むものでもあるのですから、やはり難しいものです。
しかし、KITに来られている方は、みなさんとてもやる気に満ち溢れている方ばかりで、いくら厳しい状況下においても、それをやり遂げるというすばらしい気概を持っています。その結果、22日から始まった研究発表においては、今まで以上の非常にレベルの高い資料が作成され、細部にまで研究がなされていました。これも毎日の授業の終了後、グループメンバーで集まり議論したり、Eメールが夜中でもやり取りされたり、休みの日も熱心に研究に取り組んだ賜物ともいえるでしょう。
こうして一生懸命に課題に取り組む過程があってこそ、未知なるものであった判例の読み方がわかり、それらに対するしっかりとした見解が生まれるのではないでしょうか。
7月下旬の前期終了まで、のしかかってくる課題とテストの山をどうにか元気に乗り切ってほしいと思います。
3期修了生 李 必連
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