今週月曜日の機械工学科を皮切りに、いよいよ卒業研究発表会が始まりました。今日は国際コミュニケーション情報工学科の小網中くるみさん、道中悠輔さんを紹介します。
2人は3年次に1年間のニュージーランド留学に参加し、オタゴ・ポリテクニクで英語と工学を学びました。その経験を存分に生かし、ソンガー・ロバート先生のもとで英語学習のためのアプリケーション開発に挑んでいます。
「神経衰弱」というトランプゲームを、誰でも一度はやったことがあると思います。小網中さんと道中さんはこのゲームを英単語でアレンジしました。「high」「low」といった対義語同士をペアとみなし、正解すると連続してカードをめくることができます。カードをめくっていくと徐々に一枚の絵や写真が現れるようになっており、途中で何の絵か当てるとボーナスがもらえる仕掛けも施し、遊び感覚で楽しく英単語を覚えることができます。難易度は、英語能力のレベルに応じて選べるようになっています。
「英語担当の外国人の先生方にもアドバイスをいただいて、使いやすく楽しげな画面を心がけました。授業の役に立てばうれしいです」と話す2人。
本日7日(木)は国際コミュニケーション情報工学科の発表初日です。ポスターセッション形式で行われますので、14:20~17:00の間にお越しいただければ2人の発表を聞くことができます。また、12日(火)13:20~15:50に2日目の発表を予定していますので、こちらにもぜひ足をお運びください。