2009年3月アーカイブ

3月17日(火)、第43回金沢工業高等専門学校卒業式が行われました。
卒業生118名が立派に巣立っていく様子を、教職員一同、万感の思いで見守りました。


同日の16時半から、金沢都ホテルに場所を移し、恒例の卒業謝恩祝賀パーティを開催しました。
パーティーは、卒業生、保護者の皆様、教職員のほか、日頃お世話になっている企業の方々や、卒業生が通った中学校の恩師などをお招きし、たいへんにぎやかなものになりました。


パーティーが始まると、思い出話に花を咲かせる人、恩師と記念撮影をする人、料理を頬ばる人、企業の方と名刺交換をする人、保護者同士で盛り上がる人、別れを惜しんで涙ぐむ人などなど、さまざまな表情が会場を彩りました。


多くの方の協力を得て、今年も無事に、このような盛大なパーティーを開催することができました。
卒業生の皆さんには、この思い出を胸に、希望にあふれた未来を築いていってもらいたいと思います。


0317_01.JPG卒業生たちに祝福の言葉を述べる山田弘文校長

 

0317_04.JPG謝恩会の準備に奔走した実行委員を代表し、機械工学科・金谷隆輝さんが挨拶しました。

 

0317_02.JPG瀧本教授が乾杯の音頭を取り、祝宴がスタートしました。

 

0317_07.JPGパーティは立食のビュッフェスタイルでした。
オードブルにサンドイッチ、パスタなど、何種類もの料理が並びました。

 

 

0317_06.JPGシェフが目の前で肉を焼いてくれるステーキコーナーには、
いい匂いに誘われて行列が絶えませんでした。

 

0317_05.JPGできたてアツアツのたこ焼きを食べられるユニークなサービスも人気を集めました。

 

 

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カラオケで盛り上がる卒業生たち。

 

 

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ドレスアップした卒業生が会場に華を添えました。
 

0317_10.JPG記念撮影をする教員と卒業生たち。

2月27日(金)、金沢高専OBの坂本龍朗さんが、就職活動を前にした電気情報工学科4年生に、自身の就職活動体験や職場の様子などを語ってくださいました。

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坂本さんは2004年に金沢高専電気工学科を卒業後、金沢工大電気電子工学科に編入学しました。
その後、金沢工大大学院電気電子工学専攻博士前期課程を修了し、2008年4月から、東芝に勤務。現在は、液晶テレビ「レグザ」の一部の設計を担当しています。

もともとデジタル関係の仕事をしたかったという坂本さん。
電機メーカーに入るために大学院進学を決意し、「テレビを作るためにはどの研究室に入るのがいいか」ということまで考えて、研究室を選んだそうです。
夢をかなえたいという熱い思いが伝わるエピソードでした。

東芝では、入社後の配属先を希望できる『配属予約制度』という採用システムをとっており、これによって坂本さんも、内定の段階でデジタルテレビ部門への配属が約束されました。
この採用システムが、坂本さんが東芝を選ぶ一つの大きな要素となったそうです。

坂本さんはまた、研修を通してたくさんの友人ができたこと、学生時代より休みが充実していて楽しい日々を送っていることなど、学生にとって興味深い話を聞かせてくれました。

最後に、就職活動を始める4年生に対して、「自分のやりたいことを決める」「面接の練習をする」「今までしたことを振り返る」「先生をはじめ、多くの人に助けてもらう」と具体的にアドバイスし、「就職活動は、自分を理解するいい機会。人生の分岐点と思って、一生懸命取り組んでください」とエールを送りました。

厳しい雇用情勢が懸念される中、夢をかなえた先輩からのエールは、学生たちにとって心強い励ましになりました。

 

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