2009年7月アーカイブ

皆既日食を観測

今日は日本では46年ぶりといわれる、皆既日食の日でしたね。

お昼前に、空を見上げた人も多かったのではないでしょうか。


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金沢高専でも、学生や教員が観測をする姿があちこちで見られました。


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金沢は曇り空でしたが、欠けていく太陽を、はっきりとらえることができました。

次の日食は26年後。北陸や北関東で観測できるそうです。

額中学校で出張授業

7月10日(金)、金沢高専の教員が額中学校で出張授業を行いました。

額中学校では毎年、地域の人々を講師に、伝統文化や礼儀作法、社会性などを学ぶ「文化講座」を開催しています。
金沢高専からも、科学実験の出張授業を実施するなど、毎年協力しています。

今年は「極低温の世界」をテーマに、液体窒素を使った実験をしました。
液体窒素はマイナス196度で気化する性質を持つため、常温の室内で器にあけると、どんどん気化していきます。
液体窒素を手の甲に浴びせる実験では、最初は恐る恐る手を差し出していた中学生たちでしたが、慣れるとひんやりとした不思議な感覚を楽しんでいました。

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また、膨らませた風船を液体窒素につける実験もしました。
液体窒素の入った器に液体窒素を入れると、見る見るうちに縮んでいきます。
そして、器から出して常温に置くと、今度はむくむくと膨らみ始め、元の形に戻っていきました。
これは、液体窒素につけて温度を下げたことで、風船の中の気体が液体に変化し、体積が小さくなったために起こった現象です。
あっという間に縮んだり膨らんだりする風船の現象に、中学生たちは歓声を上げ、何度も入れたり出したりして実験を繰り返していました。

このほかにも、カメラのフィルムケースに液体窒素を入れて飛ばす実験や、超伝導で磁石を浮き上がらせる実験などを行いました。


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額中学生の皆さんと一緒に、科学の楽しさを再認識するひと時でした。


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7月8日(水)、野々市中学校の3年生が、総合学習の一環で金沢高専を訪れました。
 
電気電子工学科の直江教授が研究室などを案内し、太陽電池や風力発電など、自然エネルギーによる発電方法を紹介しました。
中学生は、自転車を漕いで発電させ、電球を発光させる装置を体験したり、発電の仕組みの説明を聞いたりして、電気への関心を深めていました。

同様の学校訪問は毎年実施され、今週中に機械工学科のロボット見学も行われる予定です。


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自転車を漕ぐことで発電する装置で実験しました


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地球温暖化対策にもなるクリーンエネルギーの必要性について説明を聞きました

ニュージーランドのオタゴ・ポリテクニクに留学中の学生から、メールが届きました。

お世話になっているホストファミリーやオタゴ・ポリテクニクの教員らに、学生が巻き寿司を振る舞ったそうです。

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巻きすや飯台、焼き海苔などの材料は、現地の日本人スタッフが準備してくれたようです。

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昨年12月に金沢高専に来校した、マイケル先生もいます。

巻き寿司はとても好評で、皆さんに喜んでもらえたそうです。

ニュージーランドで楽しく生活している様子が伝わってきますね。

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