ポスターには金沢高専生が考案したご当地キャラクター「ますほん」が大きく描かれ、何とも言えない「ゆるい」雰囲気です。ますほんは、富来を代表する名所・増穂浦海岸で拾えるサクラ貝をモチーフにしています。
プロジェクトのメインは、富来の観光名所や特産品を紹介するスマートフォン用観光アプリの開発です。撮影した写真とますほんを合成する機能やスタンプラリー、時間と場所に応じたガイド機能にミニゲームなど盛りだくさんの内容です。
このプロジェクトは昨年度、大学コンソーシアム石川の「地域貢献型プロジェクト推進事業」の一つに採択され、今年で2年目を迎えました。ますほんもいよいよ本格的にデビューし、富来のPRに活躍し始めています。これを機に、皆さんも一度富来に出かけてみてはいかがですか?
]]>左から、田村景明先生、小松隼さん(電気電子工学科4年)、北直樹さん(同)、池端大登さん(同)、澤田友樹さん(同)、中山義崇さん(グローバル情報工学科4年)
5人が出場する自由部門は、自由なテーマで独創性を競うもので、応募総数44校(45キャンパス)69チームから、20チームが予選通過を果たしました。
金沢高専チームが開発するのは、誰でも手軽にアーチェリーを楽しめるバーチャルゲーム「アーチェリーエキスパート -一射入魂-」です。スクリーンの中の的に向けて、センサーを付けた特殊な矢を射てポイントなどを競います。実際には矢は飛ばず、バーチャルの矢が画面上に表示される仕組みです。
初心者向けにはゲーム性を高めたモードを、上級者向けには飛距離を競うフライト競技や、地上に描かれた円形の標的を狙うクラフト競技を用意するなど、なかなか凝った仕様になりそうです。
「既存のアーチェリーゲームと決定的に違うのは、本物の弓を使うため、弓を引く重みを感じられるところ」と話す北さんらメンバー。夏休み中も休まず開発に精を出しています。完成が待ち遠しいですね。
試作の弓矢で感覚を測る澤田さん
]]>卒業生の和田憲慈さんが、金沢工大へ進学した友人の石橋俊明さんとともに母校へ遊びに来てくれました。
和田さんは2012年3月に国際コミュニケーション情報工学科(※2009年4月にグローバル情報工学科へ名称変更)を卒業後、アメリカの名門・ロチェスター工科大学に進学し、国際ビジネスを学んでいます。
金沢高専時代には、2年次にアメリカでの1カ月の英語研修に参加したのを皮切りに、3年次にニュージーランドのオタゴ・ポリテクニクに1年間留学、4年次に同じニュージーランドへ2週間のインターンシップに赴くなど、金沢高専の国際交流プログラムをフル活用して多くの海外経験を積み、語学力とグローバル感覚を養いました。卒業研究ではロチェスター工科大の卒業生でもあるロバート・ソンガー講師のもとでデザイン思考に取り組み、学会発表にも精力的に参加しました。
同大学では英語に続いてスペイン語の習得に励み、日本語を学びたいというアメリカ人学生や他国からの留学生らに日本語を教えることもあるそうです。
同大学はインターンシップ制度が充実していることでも知られており、アメリカでの就職も考えている和田さんは、今から楽しみにしているそうです。金沢高専が教育目標に掲げる「グローバルに活躍する技術者」として、和田さんが活躍する日が待ち遠しいですね。これからもがんばってください。
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5月23日(水)-25日(土)、石川県西部緑地公園陸上競技場で高校総体陸上競技が行われます。
金沢高専からは桑野蒼太(機械工学科3年)と中野敏貴(電気電子工学科2年)の2名が走り幅跳びに、田坂駿(電気電子工学科1年)、松井一真(同)が1500m、竹田朋弘(機械工学科1年)が砲丸投げにそれぞれ出場予定です。
皆様、ぜひ応援に来てください!
]]>第1ゲームは来週の高校総体に備えて、35分ハーフで1-3年生の高校総体出場者チームで試合を行いました。
前半の序盤には福井さん(機械工学科3年)が2ゴールを決め、失点をPKによる1点におさえ、2-1でリードして折り返しました。後半に入ると北陵高校の反撃を受け2点を奪われ逆転されましたが、佳山さん(機械工学科3年)のゴールで同点に追いつきました。同点のまま試合は終了し、練習も兼ねてPK戦を実施した結果、2-4で惜しくも敗れました。
第2ゲームは、第1ゲームで審判をしていた4年生を加え、金沢高専のフルメンバーで30分ハーフのゲームに臨みました。。後半には雨が降り始めましたが、室井さん(電気電子工学科4年)・泉さん(機械工学科2年)の2ゴールずつを含む、8ゴールをあげ、8-2で快勝しました。
来週の高校総体に向け、残り1週間の練習で今日の試合の問題点を少しでも改善していきたいところです。
①ドリブルで進む松沢さん(機械工学科3年)
②佳山さん(機械工学科3年)の同点シュート
③相手ゴール前で競り合う佳山さん
高校総体の予選組み合わせが決まりました。金沢高専は初戦、翠星高校と対戦します。
今後の試合予定と合わせてご確認ください。
皆様の応援をお待ちしております。
日 程 |
大 会 名 |
場 所 |
5月26日(日) 11:30- |
石川県高校総体予選1回戦 vs翠星高校 |
輪島マリンタウン競技場 |
5月30日(木) 11:30- |
石川県高校総体予選2回戦 vs県立工業高校 |
和倉温泉多目的グラウンド ※1回戦突破の場合 |
6月~7月 |
石川学生リーグ 3試合前後 |
北陸大学FBP 他 |
7月6日(土) 7日(日) |
北信越高専大会(宿泊) |
テクノポート福井スタジアム |
9月8日(日) |
高校選手権予選1試合目 |
未定 |
9月14日(土) |
高校選手権予選2試合目 |
未定 |
9月16日(月) |
高校選手権予選3試合目 |
未定 |
9月~11月 |
高専新人戦 2日間4試合 |
未定 |
11月 |
石川学生新人戦 |
北陸大学FBP |
11月7日(木) ~8日(金) |
石川県高校新人戦 |
能登地区グラウンド |
平成20年3月に機械工学科を卒業した杉本貴信さん(写真左から2番目)は、5年次にロボコンで全国大会に出場するなど、学生時代から豊かな才能を花開かせてきました。本田技研工業株式会社に就職し、現在は鈴鹿の製作所で自動車の製造に携わっています。イタリアのバイクメーカー「MOTO GUZZI(モトグッツィ)」で研修したり、東南アジアの工場と日本を行ったり来たりするなど、まさに金沢高専が育成を目指す「グローバルに活躍する技術者」を実践しています。
卒業生の活躍を聞くことは教職員にとって何よりの楽しみであり、在学生にとっても大きな励みになります。卒業生の皆さん、これからもお時間のある時はぜひ、気軽に母校を訪ねてきてください。
]]>佐久間さんは直江伸至教授の研究室で学び、現在、金沢工大大学院工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程2年に在籍し、平間淳司教授のもとで小型超高感度型磁気センサ(FGMセンサ)の開発に関わっています。
佐久間さんは、そのセンサを応用して地磁気変動観測装置を開発し、地球内部の地殻変動や遠方からの太陽風などによって地磁気がわずかに変動する現象をとらえることに成功。金沢工大学園が所有する天池自然学苑に設置し、日本海側で初めて長期間にわたる地磁気変動の観測を実施しました。地球電磁気現象の解明や地震予知も視野に入る実験装置でもあり、研究の実用性や将来性を認められての受賞となりました。
金沢高専5年次に難関とされる国家資格の電験三種(第三種電気主任技術者)に合格し、編入学した金沢工大電気電子工学科では卒業式で学科代表として学位記を授与されるなど、これまでもさまざまな活躍を見せてくれた佐久間さん。すでにJR東海に就職が内定し、今後ますますの飛躍が期待されます。
]]>試合は2ゲーム実施し、第1ゲームが35分×2本、第2ゲームが30分×2本でそれぞれ行いました。第1ゲームは高校総体を意識した1~3年生によるチーム編成、第2ゲームは4年生を入れてのチーム編成で臨みました。
1ゲーム目は安原さん(機械工学科1年)、澤崎さん(電気電子工学科1年)の1年生コンビでの得点を含む4得点で勝利。2ゲーム目は4年生たちが貫禄をみせ、大量9得点で勝利しました。
第1ゲーム
金沢高専 4-0 翠星高校
1本目 3-0
2本目1-0
第2ゲーム
金沢高専 9-0 翠星高校
1本目 5-0
2本目 4-0
相手DFをかわしゴールへ向う安原さん
谷口さん(電気電子工学科4年)のCKが直接ゴールへ
谷内さん(機械工学科4年)のペナルティキック
河崎さん(電気電子工学科3年)GKをかわしてシュート
]]>前日の雨によりグランドコンディションの悪い中でしたが、当日は一日好天が続き、終わるころには日焼けしてしまうほどでした。
試合は35分×2本、30分×1本、25分×2本の合計5本実施しました。ダンパイオさんとは平成22年から年に1回対戦し、1分2敗と負け越していました。今年は攻撃力が増したのか、電気電子工学科室井さんの6得点をはじめ、12点の大量得点で勝利することができました。
【結果詳細】
金沢高専 12 ― 6 FCダンパイオ
3-1
4-2
0-1
4-1
1-1
写真1 相手側へ攻め込む金沢高専イレブン
写真2 中田さんからゴール前の松沢さんへ
写真3 相手のコーナーキックを能波さんがヘディングでクリア
写真4 相手の強烈なシュートをGK専田さんがブロック
]]>4月8日(火)には、学生会による新入生対象の部活動紹介が行われ、各部活動の部長らがたくさんの新入生を招こうと、工夫を凝らしたアピールを繰り広げました。
新入生の部活動選びも落ち着き、部活動も本格的に始動しています。20日(土)にはサッカー部の練習試合が行われました。
気温10度と肌寒く、試合が終了するころには雨が降り出すあいにくのコンディションとなりましたが、石川高専グランドで30分×4本のゲームを実施しました。
【結果】
金沢高専―石川高専
0-1
0-1
0-1
2-0
ゲーム開始時は調子よく攻めていましたが、徐々に石川高専にペースを握られ、1~3本目はすべて0-1のスコア。それでも4本目には反撃し、佳山さん(機械工学科3年)からのボールを河崎さん(電気電子工学科3年)が押し込み1点、さらにキャプテン室井さん(電気電子工学科4年)がDFをかわしてのゴール。2点をもぎ取りました。3本目のゲームでは新入部の1年生達も元気に参加しました。
ゴール前にボールをあげる中田さん(電気電子工学科2年)
佳山さんから河崎さんへ(1点目のシーン)
室井さんが相手を押さえボールをキープ
室井さんがゴール前、DFをかわしシュート(2点目)
平成25年度金沢高専サッカー部試合予定は以下の通りです(変更になる可能性もあります)。
日 程 |
大 会 名 |
場 所 |
・5月26日(日) |
石川県高校総体予選1回戦 |
能登地区グラウンド |
・5月30日(木) |
石川県高校総体予選2回戦 |
能登地区グラウンド |
・6月~7月 |
石川学生リーグ 3試合前後 |
北陸大学FBP 他 |
・7月6日(土) 7日(日) |
北信越高専大会(宿泊) |
テクノポート福井スタジアム |
・9月8日(日) |
高校選手権予選1試合目 |
未定 |
・9月14日(土) |
高校選手権予選2試合目 |
未定 |
・9月16日(月) |
高校選手権予選3試合目 |
未定 |
・9月~11月 |
高専新人戦 2日間4試合 |
未定 |
・11月 |
石川学生新人戦 |
北陸大学FBP |
・11月7日(木) ~8日(金) |
石川県高校新人戦 |
能登地区グラウンド |
※高校総体は5/14の顧問会議で組み合わせ抽選が行なわれます。
※8月にOB戦、そのほかに練習試合を随時実施する予定です。
練習試合予定
4月20日(土)13:00- vs石川高専(石川高専G)
4月28日(日)10:00- vsFCダンパイオ(金沢高専G)
5月3日(金)10:00- vs翠星高校(金沢高専G)
5月19日(日)9:30- vs金沢北陵高校(北陵高校G)
また、陸上部から競技会の出場予定が届いています。
日程:4月29日(祝)
場所:西部緑地公園陸上競技場
平成25年度石川県高等学校総合体育大会
第66回石川県高校陸上競技対校選手権大会金沢地区予選会兼記録会
出場予定者
学年 | 種目 | |
桑野 蒼太 | 3 | LJ |
中野 敏貴 | 2 | LJ |
中野 敏貴 | 2 | 100 |
中野 拓巳 | 2 | 100 |
畠中 和久 | 2 | 100 |
田坂 駿 | 1 | 5000 |
松井 一真 | 1 | 1500 |
中田 雅紀 | 1 | 100 |
竹田 朋弘 | 1 | SP |
活躍を期待しています。皆さん、がんばってください!!
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同コンテストでは、東海北陸地区の高専生が、地域の自然資源を活用した小水力発電のアイデアを 提案し、実際に設計・製作・設置に取り組みます。開催地のいなべ市で4月、6月にそれぞれ説明会 と合宿があり、金沢高専の学生も参加して現地の調査、地域住民へのヒアリングなど行いました。 それから半年以上をかけて発電設備の設計・製作を進め、いよいよ3月10日(日)に発表・審査の日を迎えます。
金沢高専チームは、既存の水路の水量が少なかったため、少ない水量で効率よく回すことができるらせん水車を発案。木枠で作った水路を新たに設置し、水路の幅を狭めて安定した水量を確保しました。水車の羽根の材質にはリサイクル可能なペットボトルの材料と同じものを使用し、製作コストを削減したうえ、環境にも配慮しています。設計図も自分たちで描き、ここでもコストを削減しました。
幅を狭めた水路を新たに製作ペットボトルの素材で作った羽
リーダーを務める中田光祐さんは「いかにロスを少なく、効率よく発電できるかを一番に考えました。木枠の水路を作るのは、建築や土木の知識がなかったのでたいへんでしたが、仲間でアイデアを出し合い、機械工学科の学生にも手伝ってもらってなんとか完成できました」と話します。
水車の設置イメージ
参加した学生の皆さんは、同コンテストを通じて、地域の声を聞いて課題を発見する力、解決するための具体的な手段を考える力、チームワークで取り組む力など、技術者としての将来に生かせる大切な力を培いました。プレゼンテーションもがんばってください。
★小水力発電アイデアコンテストプロジェクトメンバー
新井美重、今寺祐敦、折戸雅俊、北口将大、後藤啓吾、高鍬知暉、大門優樹、得田雅弘、中田光祐 、伴田将志、廣田健(以上電気電子工学科)
★技術サポート
谷内翼(機械工学科)
三輪さんはグループで「教育用ハイブリッド電気自動車」の製作に取り組んでおり、回生ブレーキシステムを担当しています。車が減速する時に発生する摩擦熱を、「電気二十層キャパシタ」と呼ばれる電気を蓄えることができる装置(コンデンサ)に送り、加速の際に再びエネルギーとして使用するという仕組みです。
「摩擦熱によって生まれる電気エネルギーが想像以上に大きく、コンデンサの定格電圧を超えてしまうので、そこを改善するのに苦労しました」と三輪さん。果たしてどうやって改善したのでしょうか?詳しくは、2月8日(金)の電気情報工学科卒業研究発表会でじっくりお聞きください。電気情報工学科の発表は6日(水)にも行われます。
]]>2人は3年次に1年間のニュージーランド留学に参加し、オタゴ・ポリテクニクで英語と工学を学びました。その経験を存分に生かし、ソンガー・ロバート先生のもとで英語学習のためのアプリケーション開発に挑んでいます。
「神経衰弱」というトランプゲームを、誰でも一度はやったことがあると思います。小網中さんと道中さんはこのゲームを英単語でアレンジしました。「high」「low」といった対義語同士をペアとみなし、正解すると連続してカードをめくることができます。カードをめくっていくと徐々に一枚の絵や写真が現れるようになっており、途中で何の絵か当てるとボーナスがもらえる仕掛けも施し、遊び感覚で楽しく英単語を覚えることができます。難易度は、英語能力のレベルに応じて選べるようになっています。
「英語担当の外国人の先生方にもアドバイスをいただいて、使いやすく楽しげな画面を心がけました。授業の役に立てばうれしいです」と話す2人。
本日7日(木)は国際コミュニケーション情報工学科の発表初日です。ポスターセッション形式で行われますので、14:20~17:00の間にお越しいただければ2人の発表を聞くことができます。また、12日(火)13:20~15:50に2日目の発表を予定していますので、こちらにもぜひ足をお運びください。
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機械工学科の林研究室では、「オセロをするロボット」の開発が進められていました。
上画像の装置は学生オリジナルのもので、ゲーム盤の上に設置されます。コマの大きさに合わせたパイプにコマを吸い込み、器用にひっくり返す様子はお見事です。後々、産業用のロボットアームに接続し、コンピュータの指示に従って動くようにするそうです。こちらの製作は野村洋祐さん、福井俊平さんが担当しました。
一方、ロボットに指示を出すためのプログラムと、コマを認識するカメラの調整をしているのが新江航さん、藤野祥也さんです。カメラでとらえた盤上のコマの位置を認識し、コンピュータが最善の手を考えます。
今はまだ別々に製作が進められていますが、いずれシステムとロボットアームを接続し、ロボットとのオセロ対決が可能になるそうです。果たして開発はどこまで進んでいるのでしょうか?こちらの研究の発表はいよいよ来週、2月4日(月)です。興味のある方はぜひ聞きに来てください。
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電気情報工学科の川畑良裕さんもこの「ブレインマシン・インターフェース」の研究に取り組んでいます。右手と左手を握った時の脳波から、コンピュータがどちらの手を握ったかを予測するというもので、先生や学生の仲間に何度も脳波を取らせてもらい、多くのデータを解析しました。
「脳波というのは非常に微弱な電波なので、さまざまな電波が飛び交うキャンパスの中ではノイズが多く、正確に測定することさえ難しいんです」。
しかも、同じ動作をしても脳波が同じ波形を描くとは限らず、膨大なデータを解析したにもかかわらず、予測の成功率は「6割ほど」とのこと。いかに困難な研究に取り組んでいるかがよくわかりました。こうした最先端の技術に関心を持ち、チャレンジする意欲が素晴らしいですね。
川畑さんは4月から金沢工大情報フロンティア学部心理情報学科に編入し、研究を続けるそうです。日本の未来のためにも頑張ってほしいですね。
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