最近のエコカーの省エネぶりには目を見張るものがありますよね。電気自動車にハイブリッドエンジン、アイドリングストップなどいろいろな技術がありますが、ブレーキで生じるエネルギーを加速に転用することで省エネを図る技術「回生ブレーキ」に着目したのが今回紹介する三輪純也さんです。
三輪さんはグループで「教育用ハイブリッド電気自動車」の製作に取り組んでおり、回生ブレーキシステムを担当しています。車が減速する時に発生する摩擦熱を、「電気二十層キャパシタ」と呼ばれる電気を蓄えることができる装置(コンデンサ)に送り、加速の際に再びエネルギーとして使用するという仕組みです。
「摩擦熱によって生まれる電気エネルギーが想像以上に大きく、コンデンサの定格電圧を超えてしまうので、そこを改善するのに苦労しました」と三輪さん。果たしてどうやって改善したのでしょうか?詳しくは、2月8日(金)の電気情報工学科卒業研究発表会でじっくりお聞きください。電気情報工学科の発表は6日(水)にも行われます。