03.グローバル情報工学科の最近のブログ記事

坂倉研究室(グローバル情報工学科)の5年生4名が取り組む、志賀町富来地区の観光振興プロジェクトをPRするポスターがこのほど完成しました。

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ポスターには金沢高専生が考案したご当地キャラクター「ますほん」が大きく描かれ、何とも言えない「ゆるい」雰囲気です。ますほんは、富来を代表する名所・増穂浦海岸で拾えるサクラ貝をモチーフにしています。

プロジェクトのメインは、富来の観光名所や特産品を紹介するスマートフォン用観光アプリの開発です。撮影した写真とますほんを合成する機能やスタンプラリー、時間と場所に応じたガイド機能にミニゲームなど盛りだくさんの内容です。

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このプロジェクトは昨年度、大学コンソーシアム石川の「地域貢献型プロジェクト推進事業」の一つに採択され、今年で2年目を迎えました。ますほんもいよいよ本格的にデビューし、富来のPRに活躍し始めています。これを機に、皆さんも一度富来に出かけてみてはいかがですか?

卒業生の和田憲慈さんが、金沢工大へ進学した友人の石橋俊明さんとともに母校へ遊びに来てくれました。

和田さんは2012年3月に国際コミュニケーション情報工学科(※2009年4月にグローバル情報工学科へ名称変更)を卒業後、アメリカの名門・ロチェスター工科大学に進学し、国際ビジネスを学んでいます。

金沢高専時代には、2年次にアメリカでの1カ月の英語研修に参加したのを皮切りに、3年次にニュージーランドのオタゴ・ポリテクニクに1年間留学、4年次に同じニュージーランドへ2週間のインターンシップに赴くなど、金沢高専の国際交流プログラムをフル活用して多くの海外経験を積み、語学力とグローバル感覚を養いました。卒業研究ではロチェスター工科大の卒業生でもあるロバート・ソンガー講師のもとでデザイン思考に取り組み、学会発表にも精力的に参加しました。

同大学では英語に続いてスペイン語の習得に励み、日本語を学びたいというアメリカ人学生や他国からの留学生らに日本語を教えることもあるそうです。

同大学はインターンシップ制度が充実していることでも知られており、アメリカでの就職も考えている和田さんは、今から楽しみにしているそうです。金沢高専が教育目標に掲げる「グローバルに活躍する技術者」として、和田さんが活躍する日が待ち遠しいですね。これからもがんばってください。

 

 

 

 

今週月曜日の機械工学科を皮切りに、いよいよ卒業研究発表会が始まりました。今日は国際コミュニケーション情報工学科の小網中くるみさん、道中悠輔さんを紹介します。

2人は3年次に1年間のニュージーランド留学に参加し、オタゴ・ポリテクニクで英語と工学を学びました。その経験を存分に生かし、ソンガー・ロバート先生のもとで英語学習のためのアプリケーション開発に挑んでいます。

「神経衰弱」というトランプゲームを、誰でも一度はやったことがあると思います。小網中さんと道中さんはこのゲームを英単語でアレンジしました。「high」「low」といった対義語同士をペアとみなし、正解すると連続してカードをめくることができます。カードをめくっていくと徐々に一枚の絵や写真が現れるようになっており、途中で何の絵か当てるとボーナスがもらえる仕掛けも施し、遊び感覚で楽しく英単語を覚えることができます。難易度は、英語能力のレベルに応じて選べるようになっています。

「英語担当の外国人の先生方にもアドバイスをいただいて、使いやすく楽しげな画面を心がけました。授業の役に立てばうれしいです」と話す2人。

本日7日(木)は国際コミュニケーション情報工学科の発表初日です。ポスターセッション形式で行われますので、14:20~17:00の間にお越しいただければ2人の発表を聞くことができます。また、12日(火)13:20~15:50に2日目の発表を予定していますので、こちらにもぜひ足をお運びください。

 

 

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