【全国高専プログラミングコンテスト】アーチェリーのバーチャルゲームを開発中

全国高等専門学校プログラミングコンテスト自由部門に出場する学生の皆さんを紹介します。

左から、田村景明先生、小松隼さん(電気電子工学科4年)、北直樹さん(同)、池端大登さん(同)、澤田友樹さん(同)、中山義崇さん(グローバル情報工学科4年)

5人が出場する自由部門は、自由なテーマで独創性を競うもので、応募総数44校(45キャンパス)69チームから、20チームが予選通過を果たしました。

金沢高専チームが開発するのは、誰でも手軽にアーチェリーを楽しめるバーチャルゲーム「アーチェリーエキスパート -一射入魂-」です。スクリーンの中の的に向けて、センサーを付けた特殊な矢を射てポイントなどを競います。実際には矢は飛ばず、バーチャルの矢が画面上に表示される仕組みです。
初心者向けにはゲーム性を高めたモードを、上級者向けには飛距離を競うフライト競技や、地上に描かれた円形の標的を狙うクラフト競技を用意するなど、なかなか凝った仕様になりそうです。

「既存のアーチェリーゲームと決定的に違うのは、本物の弓を使うため、弓を引く重みを感じられるところ」と話す北さんらメンバー。夏休み中も休まず開発に精を出しています。完成が待ち遠しいですね。

試作の弓矢で感覚を測る澤田さん

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