新任の先生を紹介するシリーズの2人目は、夢考房のブルーノ・ローソン専門科目技師です。
-今年1月から2月にかけて、提携校のニュージーランドのオタゴ・ポリテクニクから本校へ、インターンシップ(就業体験)で訪問されましたね。
金沢高専で約7週間インターンシップに取り組み、充実した時間を過ごすことができました。中でも夢考房とそこで行われているプロジェクトの数々には、とても興味を引かれました。それが今回、金沢高専に着任したきっかけにもなっています。
滞在中は、白山ろくのスキー場でスノーボードをしたり、兼六園や金沢城公園を観光し、能登半島へも足を延ばして、穴水町でカキを食べたりしました。能登半島は、とてもきれいなところでした。
-ご出身はニュージーランドですか?
はい、オタゴ・ポリテクニクのあるニュージランド南部のダニーデン市です。人口12万人ほどの小さな都市ですが、学生が多い学園都市で活気があります。私は昨年、オタゴ・ポリテクニクの機械工学科を卒業しています。
-金沢高専の学生が、機械工学を学ぶ上で大切なことは何でしょうか?
技術的なことはもちろん大切ですが、コミュニケーション能力が重要だと思います。企業では、さまざまな性格の人たちがチームを組んで、仕事をすることが多いと思います。スムーズに仕事を進めるには、チームワークが欠かせません。
コミュニケーションが上手にできれば、性格の違う人たちが互いに誤解を生じることなく、仕事もうまくいくでしょう。グローバル化の進展を考えれば、英語力を磨く必要もあります。私もその手伝いをしたいと考えています。英語は最初からうまくいかなくても、ボディランゲージだって、立派なコミュニケーションですよ。
-では、最後に好きな日本食や趣味について教えて下さい。
ラーメンがおいしいと思います。ラーメンだけではなく、日本食は何でも好きですよ。
趣味は、14歳からやっているサッカーです。ポジションは、ライトバックやミッドフィールダーをやりました。ニュージーランドは、ラグビーが強いのですが、サッカーは今一つなのが、残念ですね。
-髭がダンディーなブルーノ先生、どうも、ありがとうございました。次は機械工学科のジャスティン・ハン先生が登場します。
9月11日(火)、新任の外国人教員を交えて、校長室で山田校長とミーティングを行いました。