令和元年度　拯友会定例総会を開催

保護者の皆様こんにちは。

本日は5月25日（土）に行われた、拯友会定例総会の模様をお知らせします。

【令和元年度　拯友会定例総会】
　晴天に恵まれた令和元年5月25日(土)　日本全国各地より、400名を超える保護者（同伴を含む）が金沢に集まり、令和元年度拯友会定例総会が午後1時から本学の多目的ホールで開催されました。前年度の会務報告と決算報告、新年度の役員の選出案、事業計画案、会則改正案、予算案などの議案審議が行われました。開会に先立ち、会員数6,767名に対し、出席ハガキが312、委任状が3,999通と総会に必要な過半数に達したことが司会より報告された後、菊知克幸拯友会会長(石川県)の挨拶で定例総会は開会されました。

[挨拶をする菊知拯友会会長]

【菊知克幸会長　挨拶】　

「本日は、ご多忙の中、金沢にお越しいただきました事に、厚くお礼申し上げます。金沢工業大学はこの春、学部、大学院をあわせて約1,800人を超える新入生を迎えました。4月より親元を離れて新生活を始めた学生もたくさんお見えですが、入学から1ヶ月がたち、授業や課外活動にも慣れはじめていることと思います。この金沢工業大学「拯友会」は「保護者と大学の連携を緊密にすることにより、充実し、かつ円滑な学生生活の維持・向上に寄与」することを目標としています。学業やプロジェクトに邁進している学生たちの為に、今年度も新しい会員の方々をお迎えし、修学環境の整備、学友会活動、県人会、就職活動などを支援し、保護者と大学とを結ぶため、活動してまいります。会員の皆様にはご理解とご協力をお願いいたします。また、本日の拯友会定例総会を皮切りに、全国54会場で保護者の交流会を実施いたします。ぜひこの機会を活用し、保護者間の交流と大学への理解を深めて頂きたいと思います。金沢工業大学は昨年度、内定率が学部、99.9%、大学院は100%と非常に高い実績を続けております。このことはわれわれ保護者にとりまして、大変喜ばしい結果であり、本年度もこの状態を維持して頂き、さらなる努力をして頂くことを願うものであります。本日の定例総会では、平成30年度の決算報告、および令和元年度の予算案の審議などが行われます。本日の議案は先月27日に行われました拯友会理事会において承認されております。何とぞ慎重にご審議いただき、円滑に議事が進行され、有意義な総会になりますようご協力をお願い申し上げ、誠に簡単でございますが、私の挨拶とさせていただきます。」

 　つづいて、大澤敏学長より、挨拶と本学の教育研究の取り組みを紹介しました。

[本学の教育研究の取り組みについて説明をする大澤敏学長]

　本学の教育方針である「教育付加価値日本一」について触れ、「入学した学生たち一人ひとりの個性を輝かせ、学生の夢やビジョンを世界の舞台で実現すること、そして社会が求める人材として必要な基礎学力と人間力を身に付けて、卒業後に実社会で十分に活躍できる実力を付ける教育をしていくこと」が本学の使命であると語られました。そして、そのための数々の施策を行っていることを説明しました。

　また、本学が最も大切にしているのは、「入学した学生に『意欲・目標』を持たせること、『学生が持つ力』を引き出し、更に『向上への気づき』を促すこと、『学力×人間力＝総合力』という考えのもとで、学生を最大限に成長させること」であると説明しました。更に、教育目標である「自ら考え行動する技術者の育成」のためには、学生が、世代・分野・文化の異なる人々と共に学ぶことが必要であり、この学びの中で「未来へチャレンジする研究力」「学力×人間力＝総合力」「グローバル対応力」を着実に身につけていくことに重点を置いていると話されました。　

　最後に、イノベーションを創出するための人材育成のための共創教育について映像を交えて説明し、拯友会会員に本学の教育についてご理解とご協力を求められました。

議案審議

　つづいて、当日出席の拯友会役員、大学教職員の紹介をした後、菊知克幸拯友会会長が議長となり、議案審議に移りました。

◇議案審議事項

１．平成30年度 拯友会会務報告
２．審議
　　　第１号議案　平成30年度 収支決算報告
　　　第２号議案　令和元年度 役員選出について
　　　第３号議案　令和元年度 拯友会行事計画について
　　　第４号議案　令和元年度 拯友会会則改正について
　　　第５号議案　令和元年度 収支予算案について
３．報告事項

　 以上の議案の審議が行われ審議の結果、全議案が無事承認され、拯友会定例総会は円滑に終了しました。役員の選出では新会長に副会長の勝崎悟様が選ばれ、就任の挨拶をされました。

[新会長に選出された勝崎悟会長]

定例総会終了後、本年度の新たな試みとして、就職活動講演会、指導研究室見学ツアー、大学施設見学ツアーを開催した。講演会では「学生を支えよう！保護者 with KIT」とのテーマで濱田浩之進路開発センター次長が保護者に対して講演を行った。指導研究室見学ツアーでは、指導教員や学生が研究室の活動などを説明した。大学施設の見学ツアーでは、大学の中にある数理工教育研究センターや基礎英語教育センターなどの教育支援センターを見学した。すべての予定は午後4時ごろに無事終了いたしました。　

　なお、今回の拯友会定例総会での拯友会会長挨拶と、学長挨拶の映像を、WEBでご紹介する予定です。