2011年7月アーカイブ

 去る、6月25日、26日に千葉・京都・兵庫・奈良・徳島・熊本・神奈川・福井・和歌山・香川・鹿児島地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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         兵庫地区交流会              福井地区交流会

【6月25日】
・千葉  参加者6名(学部:6名、大学院:0名)実人数:8名
・京都  参加者19名(学部:19名、大学院:0名)実人数:24名
・兵庫  参加者31名(学部:29名、大学院:2名)実人数:41名
・奈良  参加者5名(学部:4名、大学院:1名)実人数:6名
・徳島  参加者14名(学部:14名、大学院:0名)実人数:23名
・熊本  参加者3名(学部:2名、大学院:1名)実人数:3名

【6月26日】
・神奈川 参加者7名(学部:5名、大学院:2名)実人数:9名
・福井  参加者69名(学部:69名、大学院:0名)実人数:87名
・和歌山 参加者10名(学部:8名、大学院:2名)実人数:15名
・香川  参加者8名(学部:8名、大学院:0名)実人数:12名
・鹿児島 参加者3名(学部:3名、大学院:0名)実人数:4名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

[学業について]
●子供から連絡がない→大学で授業の出席を把握しているので、学校に来ない場合は連絡呼び出しなどの対応をしている。
●留学、国際交流について教えてほしい→交換留学制度について説明した。4年生で留学する場合はRITが多い、語学研修が充実している。大学院はイリノイが多く、いずれも、帰国時には大きく成長している。就職でもグローバル化が求められているので、是非薦めたい。
●学生のプレゼンが素晴らしかったので自分の子供にも見せたい、特にプレゼンが得意な学生の例なのか?→プレゼン技法をプロジェクトデザイン、各科目で1年生から行っているので、人前で話をする訓練は十分受けている。特に初めから能力が高いわけでなく、各授業の中で人に伝える能力が向上するカリキュラムになっている。7月に本学ホームページ(拯友会)にアップされるので、物語の始まりも含めて学生の活躍を見てほしい。
●GPSの応用技術を研究している環境土木工学専攻2年の学生が説明した「私の大学生活」に対して、保護者からGPSが土木の分野であることを大学入学前から知っていたのか? さらに、研究テーマが実社会でどのような製品開発に活かされるのか?といった質問があった。→これに対し学生から、大学の入学案内を見てGPSと現在所属している研究室を知り、そこで紹介されている先輩に憧れ、その時に既に自分の目標ができたこと、現在の研究は実社会における製品開発に直結していないが、現在のGPSでは難しい室内での人の位置を検知するなどの応用技術が実現することで、災害時の人命救助に活かされるなどやりがいのある研究に取り組んでいると説明した。
●目的意識の高さに感心される保護者の方もいらっしゃったが、院生だけではなく学部生からも直接話が聞きたいという意見があった。→これに対し教員から、今回は院生が説明したが、学部生がプレゼン行うこともあり、学部生であっても研究室の配属が決まり卒業研究(プロジェクトデザインⅢ)に取り組むことで少なからず目的意識が芽生え、モチベーションがあがるので、院生と大きな差はないと説明した。
●大学院の進学率が80%を超える大学があるが、金沢工業大学はどれぐらいか。→教員から15~20%であると説明した上で、会社の業種、職種によっては大学院生のみの求人があるので、本人が希望すれば、是非進学を勧めたいと説明した。
●大学院への進学について、大学院1年生の保護者から大学院に進学して資格取得など何かに打ち込めるものが見つかったという意見があった。
●出席しているが勉強についていけない→数理工でついていけなくなるケースがある。数理教育研究センターに教員が常駐している。対応も丁寧に個人レベルに合わせて指導を受けられる。基礎英語教育センターでも同様であるので、お薦めしたい。
●大学院進学について→先輩・後輩とのコミュニケーション、グループ活動、学会発表などで格段に成長する。大学院の研究で進路に幅が出る場合も多いと説明した。
●野々市キャンパスとやつかほリサーチキャンパスとの連絡バスの運行時間について、何時間間隔で運行しているのか教えてほしい。→時間間隔は約1時間間隔で運行している。運行時間表は本学ホームページの「交通アクセス」のページから参照できると説明した。

[生活について]
●1年生保護者から2年間浪人して入学したのでうまくやっていけるか心配だという相談があった。→代表教員が体育系部活動を行っており友人もいるので安心するよう説明した。他の保護者からも先輩もいるので大丈夫だとの激励もあった。
●アルバイトに関する話題が出たので代表教員からアルバイトをするのであれば学業と両立してできる学内アルバイトを勧めたいと説明した。
●帰省の方法について、4年生の保護者から夜行バスを利用すれば料金もリーズナブルに実家に帰れると1年生の保護者に対してアドバイスがあった。
●学生生活について、2年生の保護者から1年生の頃ホームシックになった。2年生になってようやく慣れたようで安心しているとの意見があった。
●一年生の前学期に子供が一時的に精神的安定になった。→修学相談室で対応している。特に問題と判断した場合はカウンセリングセンターも応対している。早く連絡してくれると対応がしやすい。プロジェクトデザインなどのチーム活動を通して友達ができてくると、安定する場合もある。半年くらいは皆何らかの不安はあると説明した。
●部活動について、3年生の保護者から、現在アメフトで活動中だが、学業との両立が大変そうで心配だ。→他の保護者から自己管理をしっかりやれば問題ないなどの激励があった。
●アパートについて、4年生の保護者から、隣の学生から音がうるさいとの苦情があり、少々トラブルになった。経費がかかったが、今年大学指定ではないアパートに引越しして落ち着いた。→生活に関しては修学相談室にて対応しているので相談して欲しいと説明した。

[就職について]
●就職について、2年生の保護者から就職についてのアドバイスが求められた。→進路セミナーの履修や進路アドバイザーへの相談、進路開発センターの積極的な活用などを勧めた。
●就職活動のプロセスを教えてほしい→3年次の9月から始まる、マイナビ、リクナビの登録、就職活動の早期化、インターンシップなどのプラスα(大学以外で力を注いだこと)が重視される、業種、職種、地域を保護者と学生であらかじめ相談しておく、励まし、心のケアが重要と説明した。
●丹波地方の学生が、地元での就職を希望した時は、企業の求人情報などを得る事ができるか。→本学には「進路開発センター」という、進路関係の新しい情報を常に管理している部署があるので、是非積極的に利用するように勧めた。求人情報が得られにくい企業についても、対応してもらえるものと思うと答えた。また、進路主事や進路アドバイザーの先生方に相談することもできるので、積極的に活動してほしいと説明した。
●関東の求人状況について→関東は大阪、名古屋に比べて求人は多い。業種、職種をしっかり決めて準備すればチャンスはむしろ東京・神奈川は多いと説明した。

[その他の意見]
●夢考房でのプロジェクト活動で学外に出かけるときの移動は、学生が車を運転していると聞いているが実際はどのように行われているのか。→現在、夢考房で「人力飛行機プロジェクト」に参加している学生が、機材等については大学から許可された学生が大学から提供されるワンボックスを運転して運んでいる。また、参加学生は多人数なためバスを借りて、保険をかけるなどして学外に出かけていると説明し、保護者の理解を得ていた。
●スカラーシップフェロー、メンバーの合否に関して、その理由を公開しているか。→教員から現在は公開していませんと返答し、採用人数に関しては、ウェブ上で公開しておりますし、配布資料にも記載がある事を説明した。
●スカラーシップメンバーの選考結果等の情報を開示して欲しい。平成22年度入試結果ではメンバーの案内が届いたが、平成23年度入試では昨年度より良い成績だったにも係らずメンバーの案内がなかった。→選考結果については、個別対応はしていない。選考基準は、各年で人数枠と入試結果から選考ラインが決められるが、本年は最低点が上昇した。今後、3年次にメンバーの欠員に応じての追加募集もありうるのでチャレンジして欲しいと説明した。
●国民年金手続きで大学によっては、手続き窓口を設けている大学があるが、金沢工業大学でも是非対応をお願いしたい。→要望を持ち帰り、関係部署で検討をお願いすると説明した。その後の調査の結果、以前は大学祭で社会保険事務所が出張窓口を設けて対応した時期もあったが、学生の相談および手続き依頼があまりも少なく、自然消滅したことが分かった。社会保険事務所がやるとなればいつでも本学は協力する状況にある。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
 [大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

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