2012年6月アーカイブ

 去る、6月23日、24日に千葉・奈良・京都・兵庫・徳島・熊本・神奈川・和歌山・福井・香川・鹿児島地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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    京都地区交流会        兵庫地区交流会        福井地区交流会     

【6月23日】
・千葉  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:6名
・奈良  参加者5名(学部:4名、大学院:1名)実人数:5名
・京都  参加者25名(学部:25名、大学院:0名)実人数:34名
・兵庫  参加者35名(学部:34名、大学院:1名)実人数:53名
・徳島  参加者14名(学部:13名、大学院:1名)実人数:20名

・熊本  参加者4名(学部:4名、大学院:0名)実人数:7名

【6月24日】
・神奈川 参加者6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:9名
・和歌山 参加者12名(学部:11名、大学院:1名)実人数:15名
・福井  参加者66名(学部:66名、大学院:0名)実人数:85名
・香川  参加者6名(学部:5名、大学院:1名)実人数:8名
・鹿児島 参加者1名(学部:1名、大学院:0名)実人数:2名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

[学業について]
●子供たちの生活状況、学業状況が気がかり
 →出席状況に極めてよく反映されるので、注視するように説明した。さらに、大学の出席管理状況についても説明した。
●1年生の親ですが、連絡をすると勉強で忙しいと言っているが、夏休みも課題が出て忙しいのか。
 →授業は各学期に成績が確定するで、夏休みまで課題が続くことはない。ただし、英語など成績の悪かった学生を対象とした夏期集中での授業はある。また、夢考房などのプロジェクトは忙しいと説明した。
●学科内でさらに細分化された専門分野に分かれていくのはいつ頃からか
 →学科にもよるが、3年次前学期からと説明した。
●自分の息子は八束穂キャンパスに移ることになるのか?
 →現在、建築・土木・電気電子・通信情報など一部の学科を除いて7割程度の学生が4年次には八束穂キャンパスへ移ることになっている。3年次の研究室配属で八束穂となるかどうかが決定されると説明した。
●機械工学専攻大学院生の親だが、毎日夜遅くまで研究室に居るようだ。充実している様子で大学院に進学した意義があったとの意見があった。
●穴水湾自然学苑や夢考房活動などにおいて、学生が費用を負担することはあるのか。
 →穴水湾自然学苑の「人間と自然」と池の平セミナーハウスのプロジェクトデザインⅢの活動においては、交通費、宿泊費、食費などは授業料の中から予算化されており、新たな学生の費用負担はない。夢考房活動においては、遠征時の旅費などは一部学生の個人負担となる。日頃の製作活動などにおける費用負担はないと説明した。さらに、保護者から、子供はアメリカンフットボールに所属しているが、試合の遠征にはレンタカーを借りて学生で費用を負担している。部活動を行っているとある程度の費用負担は覚悟しなければならないとの意見があった。
●休学する場合の在籍料について→在籍料は30,000円であること説明した。
●インターンシップについて→多くのインターンシップがある旨、説明した。
●虎ノ門キャンパスはどのようなものか
 →社会人を対象とした大学院大学である旨の説明をした。

[就職・進学について]
●就職への取り組みについて
 →一般世間で報道されている就職戦線と本学の就職活動は多少違う旨と本学での取り組み流れを説明した。
●就職活動に対し、親としてどのようにサポートをすればよいか?
 →まず、ねばり強く就職活動を継続させる。相手(就職先の会社)のポリシィー等を十分把握する。学科の進路アドバイザーと十分コンタクトを取るようアドバイスした。
●就職活動に対する取り組みを教えてください。また、コアゼミの内容を教えてください。
 →1年生からキャリア教育を授業で行っている。3年次には進路セミナー(単位はないが)の授業で直前の就職活動に対する指導を行っている。3年次のコアゼミではプロジェクトデザインⅢで所属する研究室の配属の決定、活動の準備と就職活動の指導を行っており、4年生では継続して研究室の指導教員が研究・就職の指導を行っている。また、各学科に進路アドバイザーもおり、就職指導を行っていると説明した。
●就職活動での学校推薦の割合を知りたい。
 →近年、学校推薦だから必ず合格するわけではなく、学校推薦のかなでも不合格の学生がいる。就職活動の中心は自由応募であり、自由応募で内々定を出した後、入社の保証として推薦状を求める企業が増えてきていると説明した。
●大学推薦での内定はどのくらいあるのか。
 →内訳については公表できるかを検討したいと説明するとともに、縁故採用の情報については、個人情報の関係などがあり難しいと説明した。
●将来は家業を継ぐ予定だが、その条件での就職活動は可能か、またそのような場合の就職斡旋の仕組みが大学と企業間であるのか。そういう就職指導も考慮に入れてほしい。
 →将来は家業を継ぐ場合でも、数年間は他社で就職するケースもある。明確な仕組みが在るわけではないが、企業との話し合いで可能性はあると説明した。
●就職活動にスマートフォンは必要か?
 →必ずしも必要であるとは言えないが学生諸君が就職活動で便利に使っていることは確かである。今後、携帯電話が多機能型に移行していくことでスマートフォンの使用に移行していくことはやむを得ないと思うと説明した。
●会社の面接試験回数の増加など、就職の現況についての質問があった。
 →Webで募集を募る会社が増加し、応募者が極端に増加している会社が多く、また学校推薦を活用することによる優位点等についても説明した。
●機械工学科4年で現在就職活動しているが、当初は銀行などエンジニアと全く縁のない就職活動をしていた。今はエンジニアとしての就職活動をしているように見える。大学はエンジニアとしての教育をしているのか。
 →本学は1年次生からキャリア教育を実施し、各専門カリキュラムを修学する中で技術者としての育成が成されていると思っている。これは外部評価としてのJABEE(日本技術者教育認定機構)からも認証されている。しかし、学生個々の価値観や職業意識によっては専門分野以外で自身の能力を発揮したいと希望する学生もいるので、十分に学生・保護者・指導教員間で理解を深める必要があると説明した。
●内定を複数もって就職活動を行うことは、大学の評判を下げることにはならないのか。
 →自由応募での活動の中で、大学が学生の内定を把握し指導するのは非常に難しい。他大学でも対応できていないと考えるので、大学の評判を下げるまでにはならない。企業もまた複数の内定を持って学生が活動していることは理解していると思われる。その対策として、企業は提出期日を決めた入社確約書などを用いて、学生の真意を確認している。しかし、大学推薦については、入社が前提となるので、自由応募とは扱いが異なると説明した。
●金沢工業大学の就職率が他の大学と比較して高い理由はどこにあるのか?他大学でも同様に進路指導や支援を行っているようだが。
 →本学では教職員が一体となった支援を行っており、学生の就職活動状況を的確に把握し、企業の人事採用担当者と密接な連携をとっていると説明し、更に学生諸君の努力や、本学のプロジェクトデザイン教育および人間力教育が企業が求める人材ニーズにマッチングしている。またプロジェクトデザインⅢにおいて学生の能力が大きく伸びることが要因であると考えられる。今後も学生諸君の自主・自立・自律を大事にしながら更なる支援方法を考えていきたいと説明した。
●建築学専攻の大学院に進学したが、進学してから大きく成長し大学院に進学させて良かったとの意見があった。

 [生活について]
●八束穂キャンパスに通うのに車が必要か。
 →バスの便が良く、本数も多く込み合うこともないので、車は特に必要ない。
●自動車を所有しないとの大学の指導はわかったが、免許はどの時期にとるのが良いのか。資格として自動車の免許から始めさせようと考えている。この夏に帰った時にでも自動車学校に通わせたいのだが。(1年生保護者)
 →参加学生から、自動車免許は1年生に取得した。期間が決まっていて、私は期限ぎりぎりまでかかった。原因として、間が空くと自動車学校に行くのが面倒になるため、できるなら集中的に取る方が良いとの意見があった。さらに、地区代表者からは、忙しい大学なので、学年が上がると免許を取るのが大変になるのではないかと思うとの意見があった。
●八束穂の研究室で夜遅くなった場合には歩いて扇が丘の近辺のアパートまで帰っていると聞いたが、そのようなことは実際にあるのか?また、八束穂では自動車は必要なのか?
 →基本的には八束穂への移動はバスの利用である。もし遅くなった時には学生同志が車に乗り合わせて帰って来ている。八束穂に配属されたからという理由で車が必要であるということではないと説明した。
●八束穂キャンパスで、夜中の1:00から集合させる研究室があると聞いた。そのため、交通機関が無く車を買わざるを得なかった。
 →本来そのような研究室活動は無いと思われるが、もしあるとすれば教育運営上からも対応したいと説明した。
●食堂が混雑して食事ができない。何とかならないのか。
 →現在、23号館と8号館の間にパンや弁当を購入できる場所を検討中。また、現在の食堂も、整備してもっと多人数が入れるよう検討中であると説明した。さらに、現在は4月当初のような混雑は緩和されていると説明した。
●子供が酷い花粉症と頭痛持ちで心配している。日曜日や夜中急に体調が悪くなったらどうしたらよいのか?
 →平日は学内の診療所を利用することを勧める。病院について相談するのも良い。また、KITと契約している寮・下宿の大家さんに相談してみるのも1つの方法であると説明した。さらに、上級生の保護者から、子供は兵庫県にいるときに酷い花粉症だったが、石川県に行ってから症状が治まっている。兵庫に比べて花粉が少ないのか、アレルギーの花粉が飛んでないのか、または湿度が高いからなのか理由はわからないが、兵庫より心配いらないのではとの意見があった。
●奨学金の金額を増やしたい場合はどうすれば良いか。
 →奨学金は、本人への貸与となっていることからも、本人が大学事務局修学相談室へ出向きご相談いただくよう説明した。
●大学の指定寮に住んでいるが、普段から管理人さんには良く面倒を見てもらっている。自動車事故を起こした際にも大変親身になって相談にのってもらい感謝しているとの意見があった。
●冬季の雪に関して不安である。
 →防寒具は徳島で購入するのではなく金沢で揃えてほしい。また、暖房器具は、石油ストーブは危険であるためエアコン等の電気関連の暖房器具を使用して欲しいと説明した。
●食堂が使いづらいと子供より聞いていたが、学生部長の話(DVD)を聞いて対応していただけるとのことで、安心したとの意見があった。
●1年次の時は食事の面で大変心配したが、今では頼もしくなり安心して見ているとの意見があった。
●夏休みの過ごし方について教えてほしい。1年生で折角大学の生活リズムができたので、そのリズムを大きく崩さないアドバイスがあれば。→参加学生から、LCのアルバイトをすることで生活のリズムを守ることができたと説明があった。
●金沢の一人住まいにも慣れたようで生活の面では全く心配していないとの意見があった。

 [その他の意見]
●携帯電話の連絡はあるが、金沢での生活状況が気にかかる。
 →出欠状況に最もよく反映されること、および大学側も出席状況の変化の有無を早期に把握する方策を講じている点を説明した。さらに、保護者から心理カウンセラーとの相談システムが大学側にはあり、有効に活用できた点やあまり過保護になりすぎないことなどのアドバイスあった。
●大学の熱心な取り組みに対して感謝している一方で、修学時間や課題も多く、学生生活を本当に楽しめているのかと思うこともある。
 →授業科目数の精査、修得単位数の軽減検討も含めて検討を進めている点を説明した。また、多くの学生が課外活動に参加していることも説明した。
●リーダーシップアワード生について、3年次にメンバー追加募集を行っているのでれば、メンバーからフェローに上がれる制度もあると嬉しいとの意見があった。
●関西地域では金沢工業大学はあまり知られていない。良い大学なのに残念に思う。どのようなところを強調して説明すれば良いか?
 →学生の夢考房を中心とした活動が最も有名である。関西エリアでも本学の学生の活動についてテレビ放映されているので、是非ご覧いただききたいとの意見があった。
●大学ではなく学生に対して感じたこととして、混雑している学食で、食事が終わっても他人に席を譲らない(保護者が実際に学食で食事をした時)、また傘の盗難が多いと子供から聞いていることから、モラルの低い学生が多いように思えて非常に残念であるとの意見があった。さらに、参加学生から、傘の盗難については、傘に絵を描いたり、派手な小物を付けるなどして対策しているがそれでもなくなることがあり、折畳み傘を使用している学生が多いとの説明あった。
●3年次になり部活の部長をしており、大変なようだが人間的にも成長し、頼もしく思っているとの意見があった。
●製図の課題などで忙しくしているようで、充実した学生生活を送っており、親として満足しているとの意見があった。
●拯友会地区交流会に参加して初めて八束穂キャンパスの事を知った。息子からも聞いていなかったのでいろいろ情報を得られて良かったとの意見があった。
●その他として、「大学に入る前より表情が明るくなった。」、「大学生活が楽しそうです。」、「行き届いた面倒を見て頂き安心している。」等々の意見があった。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
  ・[大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

【扇が丘・八束穂間のシャトルバスの増便】
 去る5月26日(土)に開催されました平成24年度拯友会定例総会において、静岡地区から参加された保護者から、お子様がシャトルバスに乗り遅れたため、バイクで八束穂に向かい、トラックに煽られ転倒して大怪我をされたことから、是非ともシャトルバスの増便をして欲しいとの要望がありました。その際、青木学生部長より、乗車率の高い時間帯を調査し、増便の可能性について早急に検討すると回答されました。
 その後、現在の授業時間割を前提としているバス運行を踏まえ、乗車率の高い時間帯の調査結果を学友会とも検討した結果、以下のように4便を増便した新たなバス運行時刻表を作成し、6月20日から運用を開始いたしました。

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 去る、6月9日、10日に帯広・札幌・山形・秋田・長野・松本・福岡・大分・宮崎・沖縄地区で拯友会地区交流会を開催いたしました。

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                              長野地区交流会                                  福岡地区交流会

【6月9日】
・帯広  参加者4名(学部:3名、大学院:1名)実人数:4名
・山形  参加者21名(学部:21名、大学院:0名)実人数:32名
・長野  参加者68名(学部:67名、大学院:1名)実人数:86名
・福岡  参加者17名(学部:16名、大学院:1名)実人数:24名
・沖縄  参加者5名(学部:5名、大学院:0名)実人数:6名

【6月10日】
・札幌  参加者14名(学部:14名、大学院:0名)実人数:20名
・秋田  参加者16名(学部:15名、大学院:1名)実人数:21名
・松本  参加者37名(学部:37名、大学院:0名)実人数:53名
・大分  参加者3名(学部:3名、大学院:0名)実人数:5名
・宮崎  参加者8名(学部:6名、大学院:0名)実人数:8名

以下に各地区の交流会での概要をまとめてご案内いたします。

 [学業について]
●学生は授業に単に出席すればいいとか少しくらいは休んでもいいとの自己判断や「修学や履修に関する制約」を十分理解していないことが成績不良につながるので、相談できる友人を作ることに努力するよう話してほしいと説明した。
●本学における課題は評価に反映するので必ず提出しなければならないと説明した。
●友人に聞いても「そんなことも解らないのか」と言われ消沈したと聞かされた。→基礎学力の不足や得意としない科目については「数理工基礎教育研究センター」の利用や「授業を担当する先生の研究室」を訪ねることで十分解決出来るので個人的に悩まず勇気をもって行動することを勧めた。
●2年生の保護者から、成績が不振で特に、数学、物理が苦手であるとの発言があった。2年生は中たるみをする傾向があり、修学意欲をなくす学生が見受けられる。専門科目であっても、数理工教育研究センターで対応できる先生が常駐しているので、センターの利用を勧めた。とにかく行くことが重要であり、そこで専門科目を克服していく学生も多いことを補足した。
●1年生の保護者の方は、上級学年の保護者のお話で4年間のことが良く分かったとのことであった。プロジェクトデザイン科目で友人ができること、夢考房活動に参加して充実した学生生活を送る例、1年の後学期から専門科目が始まるので徐々に忙しくなっていくことなどを補足した。
●留年しても進級・卒業出来るようにリカバリー出来るものか?
 →8%程度の学生が留年しているが、しっかりとリカバリーしている学生が多数いる事から本人が努力すれば問題ない。大学としても留年生を集めてガイダンスなどのフォローも行っていると説明した。

 [生活について]
●あまり子供からの連絡が無いとのこと。保護者の方から電話すると元気に生活しているとのことで安心しているとの発言があった。
●沖縄出身の学生は北陸に住み慣れるまでが大きな課題である。気候に順応するまで十分な体調管理(自己管理)が必要との発言があった。
●自己管理に付随して、深夜に及ぶようなアルバイトは出席不良、成績不良に繋がることが多いので極力避けるよう話してほしいと説明した。
●アルバイトは?
 →夜のアルバイトは止めた方がよい、学内でのスタッフ業務などもあるので、生活に負担にならない程度にして欲しい。また就活時の際、アルバイトの経験が社会経験とは企業は見ていないと説明した。
●特に新入生は冬季対策が必要である。風邪などによる医師の診察、診断は大学の診療所を利用すれば、年間一定の限度額までなら無料で済む。また、一般の医療機関を利用した場合も領収書にて処理(窓口修学相談室)できる。
●金沢は湿気が多い。カビなどの対策が必要(4年生の親から1年生の親にアドバイス)との意見があった。
●冬の生活が心配
 →火事が心配なのでファンヒーター使わず、こたつとエアコンで過ごすと良いという意見があった。
●学食は相変わらず混雑しているようだが、何か分担して混雑を避ける対策を立ててほしい(外に出て食べると高く付くので)との意見があった。
●学食については、現在の本学の取組みを理解していただいた。
●八束穂との交通手段として、バスだけでなくゼミ等の少人数用に、タクシーの利用を検討してみてはという意見があった。もちろん、厳密な利用条件等を決めたうえで、業務(研究・教育活動)上やむを得ず、遅くまで八束穂に残らざる終えない場合は、指導教員の許可制にしてバスだけでなくタクシーも使ってみるのもよいのではという意見があった。
●バスの増発については、試用運転の了解は得られたものの、自己責任も大事で、ゼミ等の弾力的な運用実施で、不要になることもあるので、費用とも鑑みトータルバランスを考えて線引きした方がよいとの意見があった。
●自家用車の必要性について
 →八束穂通学のためには必要ない事、また扇が丘周辺居住の学生では許可が出ない事などを説明した。
●交通事故に注意を喚起してもらいたい。被害者となっても長期の欠席は留年に繋がることを説明した。
●子供に車を持たせてしまった。
 →極力バス等の公共交通機関を使わせてください。冬が近づけば早目にスタッドレスタイヤに交換するようにと説明した。

 [就職・進学について]
●就職活動で重視されることは何かについての質問があり、学業はもちろん大切であるが、大学の勉強以外で学んだことを面接や、履歴書、エントリーシートで必ず問われるので、そのためにも3年生までに企業のインターンシップ、学内のインターンシップ(スタッフ)クラブ活動等を経験されておくことが望ましいことを説明した。
●就職活動の支援は教育の一環と考えており、研究室の先生の指導に加えて、進路開発センターの活用をお勧めした。
●東北における就職先企業の情報が少ないのではないか。
 →進路開発センターを訪ねて、求人情報は勿論、企業情報データベースも備えているのでそれらの情報を活用する様に薦めた。しかし、大学としての東北地方における就職先企業の開拓や情報収集なでの支援活動が薄いのでは無いかと言う不満は残るとの意見があった。
●大学院に進学して一時期アルバイトをして学業が低迷した。しかしながら研究室(建築)の修士研究プロジェクトを始めてからいきいきしてきて大変有意義に6年間を過ごせた。内定も数日前に得られた。いろいろな支援があるので皆さんも活用されると良いとの発言があった。大学院進学では充実した研究プロジェクト活動を通して成長する学生が多い等のメリットを説明し、進学を他の保護者の方にもお勧めした。
●就職活動で企業はどのような能力を求めているのか?
 →コミュニケーション能力を最も重視する企業が増えていることを説明した。その中で本学が進めるプロジェクトデザイン教育について、その趣旨、グループ討議の中で、1年生からコミュニケーション能力の養成に取り組んでいることを説明して、十分理解していただいた。
●3年生の保護者の方から、就職活動に対して何が大事かとの質問があり、人間力についてお話した。面接では、志望動機等を聞かれるが、企業の人事担当者は、この学生と一緒に仕事をしたいかどうかを考える。従ってコミュニケーション能力、協調性と熱意を評価する。たとえば、「私には協調性があります」と一言でいうのでは意思が伝わらないので、具体的な自分の経験を語りながら、自分の協調性とはどのようなものであるかを伝えるなどの工夫が必要であり、インターンシップ、学内インターンシップ制度、クラブ活動等、学業以外に力を入れたことを準備する中で具体的な自己PRを考えるように指導していることを説明した。
●4年生の保護者の方から、就職状況を尋ねられ、本学は進路指導を教育の一環としていること、各研究室の教員および進路開発センターでの指導を受けながら3年次後学期から自己分析を含めた活動を始める必要がある旨を説明した。また、大学院進学を考えているがどのような状況かとの質問があり、大学院での成長、学会発表、研究を通した後輩指導で、非常に成長する学生が多く、結果として大手企業に内定する学生が多い旨を説明した。

[その他の意見]
●夢考房プロジェクトの一部で非常に大きな行き過ぎがあり、体調不良、成績不良を引き起こしている
 →修学相談室に連絡・相談して欲しいと説明した。
(この件、修学アドバイザーが対応することになっているが、修学相談室に動いてもらうのが良い)
●夢考房プロジェクトのメンバーにおいて学年間のコミュニケーションがうまく取れていない(ノウハウの引き継ぎなどができていない)との意見があった。
●以前は暗かったが、入学してから友達もでき、朗らかになったという意見があった。

 なお、学生の修学活動を知る上で、学生に配布されている学務運用に係る資料を参照する場合は、金沢工業大学ホームページの「特設サイトピックアップ」にある「修学・生活情報」で紹介されている以下の項目をクリックしてください。
  ・[大学キャンパスノート] …学部学生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[大学院キャンパスノート] …大学院生の修学や履修申請、時間割などについて
  ・[学習支援計画書(シラバス)] …学部の各科目の授業内容について
  ・[カリキュラムガイド] …学部のカリキュラムについて
  ・[大学院学習支援計画書(シラバス)] …大学院の各科目の授業内容について

以上

保護者の皆様、ご無沙汰しております。
本日、お伝えするのは、平成24年度拯友会定例総会の模様をお伝えします。

 

【平成24年度 拯友会定例総会】
 曇天の5月26日(土)、北は秋田から南は沖縄県の保護者(同伴を含む)450名有余の出席のもと、平成24年度拯友会定例総会が午後1時から本学多目的ホールで開催され、決算報告、新年度予算案、役員改選案、事業計画案などの議案審議が行われました。
 拯友会定例総会に先立ち会員数7,119名に対し、出席者312名、委任状3,277通に達し、定例総会が成立することの確認を行った後、村谷外博拯友会会長(石川県)の挨拶で定例総会が開かれました。

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 [村谷外博拯友会会長挨拶]
 本日は、お忙しい中またご遠方より拯友会定例総会ならびに金沢地区交流会にご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
 昨年3月には日本が未だかって経験したことのない被害を被りました東日本大震災が発生いたしました。当該地区にお住まいの当会会員の多くの方々が被害を被っております。そのために会員の皆様方には浄財のご寄附を申しあげ、また、本年度も継続してお願いしていく所存であります。
 さて、昨年の就職戦線についてお話させていただきますが、リーマンショック以来、日本経済は低迷しております。そのような中で東日本大震災、さらには福島原発事故の影響で、経済見通しのたたない中、超就職氷河期と言われるように非常に厳しいものでありました。今年3月に卒業しました学生諸君は全国平均をはるかに上回る96.5%という非常に高い就職内定率を誇っております。これは学生達の努力はもちろんのことですが、学長をはじめ全教職員の努力の賜物と思っております。また、本日皆様に配布いただいております資料の中の大学ランキングという資料があります。これは朝日新聞社が大学に対して外部からの評価をいたしているものであります。当金沢工業大学は教育部門では8年連続第1位、また、研究部門や就職率等々でも大変高い評価をいただいており、大学の総合評価では第2位と保護者にとってはうれしい評価をいただいております。このような素晴らしい教育環境の中で皆様方のお子様方が勉学や課外活動に勤しんでおりますことを十分にご承知おき願いたいと思っております。
 本日は平成23年度の決算および平成24年度の予算等々の重要な議案が多々ありますので、何卒慎重にご審議を賜り、円滑に議事が進行いたしますようお願いを申しあげ、有意義な総会になることをよろしくお願い申しあげます。
簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
[石川憲一学長が本学の概況を説明]
 石川憲一学長は、昨年度の東日本大震災で被災された在学生の方々に対し、大学としてもできうる限りの支援を今後も継続して行うことを表明しました。
 その後、CAMPUS’12をもとに本学の現況を、学園のあゆみ、建学の綱領、学園のビジョン、KIT-IDEALS、学生宣言、大学・大学院の構成、キャンパスの構成、教育付加価値日本一を目指して、教育改革の方向性、教育改革の経緯、大学教育の実践、自己点検評価、現在注力している取り組みなどを説明しました。
 最後に、本年の卒業生数、入学生数、在学生数、そして、前年度就職結内定率を報告し、今後も拯友会会員のさらなる理解と協力を求めました。


議案審議

続いて、本日出席の拯友会役員、大学教職員の紹介の後、村谷拯友会会長が議長となり議案審議に移りました。
◇議案審議事項
1.平成23年度拯友会会務報告・修学支援状況
2.議案
 第1号議案
  ・平成23年度拯友会収支決算書について
  ・平成23年度拯友会災害見舞い奨学金収支決算書について
  ・拯友会会計監査結果報告
 第2号議案
  ・平成24年度拯友会役員改選について
 第3号議案
  ・平成24年度拯友会収支予算書(案)について
  ・平成24年度拯友会災害見舞い奨学金収支予算書(案)について
 第4号議案
  ・平成24年度拯友会行事計画(案)、
  ・平成24年度拯友会地区交流会開催会場一覧(案)について

 以上の議案審議が行われ第4号議案においては拯友会カレンダーの送付を現状よりもできるだけ早く送付して欲しいとの要望があり、事務局として可能なかぎり対応したいと回答しました。審議の結果、全て満場一致で承認され、無事、拯友会定例総会を終了しました。
 これにより6年の長きにわたり拯友会会長をされた村谷外博様が退任し、平成24年度からは加納智明様が新会長に就任されました。

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 その後、青木学生部長からの修学全般にわたる説明の後、外崎進路部長から進路指導の説明がありました。次に、情報学部情報工学科4年の斎藤和沙さんが「私の大学生活について」と題し、自身の紹介を行いました。
 青木学生部長の説明の際に、静岡から出席された保護者より野々市キャンパスとやつかほリサーチキャンパス間のシャトルバスの増便についての要望があり、乗車率の高い時間帯を調査し、増便の可能性について早急に検討すると回答しました。

 拯友会定例総会終了後、保護者の方々は5号館、7号館、8号館に準備された学部、学系、学科別の拯友会金沢地区交流会場に移動し、同じ分野の保護者同士が意見交流を行いながら、並行して個別懇談を隣接する教室において修学アドバイザー、プロジェクトデザインⅢ指導教員のもとで行われました。個別懇談では修学全般に係わる成績、出席と就職事情、進学に関する内容、さらには日常生活や心のケアの相談などもあり、対応する教員が慎重に指導していました。
 午後5時、拯友会金沢地区交流会は無事終了しました。

 なお、今回の拯友会定例総会の模様を記録した映像を一部抜粋したものを、今後、各地区交流会でご紹介させていただきます。さらに、7月上旬頃には本学ホームページの「保護者の方」の「拯友会」のページでも公開する予定です。

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